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きのこは何歳から食べられる?離乳食での始め方・おすすめの種類・量・レシピまで完全ガイド

「きのこは何歳から食べられる?」「赤ちゃんにきのこはまだ早い?」「消化しにくいと聞くけれど、本当に食べさせて大丈夫?」と迷っていませんか。

きのこは食物繊維が多く、弾力もあるため、離乳食では与える時期や刻み方に注意したい食材です。一般的には、しっかり加熱して細かく刻めば、離乳食後期の生後9〜11か月頃から少量ずつ試せます。ただし、月齢だけで判断するのではなく、赤ちゃんが舌や歯ぐきでつぶせるか、無理なく飲み込めるかを確認することが大切です。

また、えのき・しめじ・しいたけ・舞茸など、きのこの種類によって香りや繊維の強さ、食べやすさは異なります。初めてなら、やわらかく調理しやすい種類から始め、舞茸など香りや食感が強いものは様子を見ながら進めると安心です。

この記事では、赤ちゃんにきのこがダメと言われる理由、食べ始める時期の目安、おすすめの種類、離乳食後期・完了期の量やレシピ、手づかみ食べの方法、市販ベビーフードの選び方までわかりやすく解説します。

「何歳から食べられるか」だけでなく、赤ちゃんの発達に合わせて、どのきのこを、どのくらい、どのように食べさせればよいかまで確認していきましょう。

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目次

きのこは何歳から食べられる?離乳食で安全に始める目安

きのこは離乳食後期(生後9〜11か月頃)から少量ずつ取り入れられる食材です。ただし、「9か月になったら必ず食べさせなければならない」というわけではありません。

離乳食を始めるタイミングは、月齢だけでなく赤ちゃんの発達に合わせることが大切です。舌や歯ぐきで食べ物をつぶせるようになり、みじん切り程度の食材を無理なく飲み込めるようになってから始めると安心です。

きのこを始める目安

時期 食べられる? ポイント
離乳食初期(5〜6か月頃) × 消化しにくいため避ける
離乳食中期(7〜8か月頃) 基本的にはまだ急がなくてよい
離乳食後期(9〜11か月頃) よく加熱し、細かく刻んで少量から
離乳食完了期(1歳〜1歳6か月頃) 種類や料理の幅を少しずつ広げられる

初めて与えるときは、耳かき1〜2杯程度のごく少量から始めましょう。食後しばらくは赤ちゃんの様子を見て、体調に変化がないことを確認しながら、少しずつ量を増やしていきます。

「何歳から」よりも大切なのは食べる力

「きのこは何歳から食べられるの?」という疑問を持つ方は多いですが、実は月齢以上に大切なのが赤ちゃんの食べる力の発達です。

きのこは野菜とは違い、繊維が多く弾力があります。そのため、十分に噛めない時期に大きなまま与えると、飲み込みにくかったり、口の中に残ってしまったりすることがあります。

そのため、初めて食べさせるときは次の3つを意識しましょう。

  • やわらかくなるまでしっかり加熱する
  • 5mm以下のみじん切りにする
  • おかゆやスープ、とろみのある料理に混ぜる

この3つを守るだけでも、赤ちゃんはぐっと食べやすくなります。

初めてなら「えのき」や「しめじ」がおすすめ

きのこにはさまざまな種類がありますが、最初からどれを選んでもよいわけではありません。

比較的食べやすいのは、やわらかく刻みやすいえのきしめじです。一方で、舞茸は香りが強く、繊維もしっかりしているため、離乳食後期から食べられる場合もありますが、初めてのきのことしては少しハードルが高めです。

そのため、運営者としておすすめする順番は次のとおりです。

  1. えのき
  2. しめじ
  3. しいたけ
  4. エリンギ
  5. 舞茸

この順番なら、赤ちゃんも食べやすく、保護者も調理しやすいため、無理なくきのこに慣れていけます。

運営者の考察|「後期からOK」でも急がなくて大丈夫

離乳食の情報を見ると、「きのこは後期からOK」とだけ書かれていることが多く、「9か月になったら食べさせなければ」と感じてしまう方もいるかもしれません。

しかし、きのこは炭水化物やたんぱく質のように、離乳食初期から積極的に取り入れる必要がある食材ではありません。

きのこの役割は、栄養を補うことよりも、さまざまな食感や香りを経験することです。

もし赤ちゃんがまだみじん切りの野菜を飲み込みにくそうなら、無理に始める必要はありません。1〜2か月遅れても問題ないので、赤ちゃんの成長に合わせて少しずつ取り入れることが、結果として楽しく離乳食を進める近道になります。

赤ちゃんにきのこはダメと言われる理由

「赤ちゃんにきのこはダメって聞いたけど、本当に食べさせてはいけないの?」

そんな疑問を持つ方も多いですが、きのこは赤ちゃんにとって「食べてはいけない食材」ではありません。「ダメ」と言われる理由は、主に消化のしにくさや食べにくさにあります。

理由を知っておけば、適切な時期と調理方法で安心して取り入れられます。

理由① 食物繊維が多く消化しにくいから

きのこには、不溶性食物繊維が多く含まれています。

不溶性食物繊維は腸の動きを助ける働きがありますが、大人でも消化されにくい成分です。そのため、消化機能がまだ発達途中の赤ちゃんが一度にたくさん食べると、お腹に負担がかかることがあります。

だからといって、少量でも体に悪いというわけではありません。

離乳食後期以降であれば、しっかり加熱して細かく刻み、ごく少量から始めれば問題なく食べられる赤ちゃんがほとんどです。

理由② 繊維が多く飲み込みにくいから

きのこは野菜に比べて繊維がしっかりしており、噛み切りにくい食材です。

大きめに切ったまま与えると、

  • 口の中に残ってしまう
  • 飲み込めずに吐き出してしまう
  • 丸のみしてしまう

といったことがあります。

特に離乳食を始めたばかりの時期は、噛むよりも飲み込む動きが中心です。

初めのうちは5mm以下のみじん切りにし、おかゆやスープ、とろみのある料理に混ぜると食べやすくなります。

理由③ 加熱が不十分だとさらに食べにくいから

きのこは生のままでは硬く、風味も強いため、離乳食には向きません。

必ず中心までしっかり火を通し、やわらかくしてから使いましょう。

加熱することで食感がやわらぎ、赤ちゃんも飲み込みやすくなります。

電子レンジで加熱する場合も、中まで火が通っていることを確認してから与えてください。

アレルギーは少ないけれど、初めて食べるときは少量から

きのこは、卵や乳、小麦のようにアレルギーを起こしやすい食材ではありません。

しかし、どんな食材でも体質によってはアレルギー症状が出る可能性はあります。

初めて与えるときは、

  • 小さじ1杯より少ない量から始める
  • 平日の午前中〜昼頃に試す
  • 食後しばらく赤ちゃんの様子を見る

という基本を守ると安心です。

もし発疹やじんましん、繰り返す嘔吐、呼吸が苦しそうな様子などが見られた場合は、すぐに医療機関を受診してください。

便にきのこがそのまま出ても心配しすぎなくて大丈夫

初めてきのこを食べたあと、「便に細かいきのこがそのまま混ざっていた」と驚く保護者も少なくありません。

これは、きのこの食物繊維が消化されにくいことによるもので、赤ちゃんだけでなく大人にも見られることがあります。

機嫌がよく、食欲もあり、下痢や嘔吐などの症状がなければ、過度に心配する必要はありません。

ただし、

  • 下痢が続く
  • 血便が出る
  • 腹痛で機嫌が悪い
  • 食後に何度も吐く

といった症状がある場合は、きのこに限らず他の原因も考えられるため、小児科に相談しましょう。

運営者の考察|「消化しにくい=食べさせてはいけない」ではない

「きのこは消化に悪いから赤ちゃんにはダメ」という情報だけを見ると、不安になってしまいますよね。

しかし、実際には、きのこが敬遠される理由の多くは栄養面ではなく、食感や消化のしにくさにあります。

大切なのは、「何歳になったか」だけではなく、赤ちゃんの発達に合わせて食べやすい形にしてあげることです。

無理に早く食べさせる必要はありませんが、離乳食後期以降に少量ずつ取り入れることで、さまざまな食感や風味を経験できるようになります。

焦らず赤ちゃんのペースに合わせて進めていけば、きのこも自然と食べられる食材の一つになっていくでしょう。

きのこは種類によって開始時期が違う?【舞茸は何歳から?】

「きのこなら全部同じでしょ?」と思われがちですが、実は種類によって香りや食感、繊維の多さが異なります。

離乳食の開始時期に大きな違いはありませんが、赤ちゃんが食べやすいものから順番に試していくことで、無理なくきのこに慣れていけます。

まずは、それぞれのきのこの特徴を見てみましょう。

きのこの種類 食べ始めの目安 特徴
えのき 離乳食後期(9〜11か月頃) やわらかく刻みやすい。初めてにおすすめ。
しめじ 離乳食後期(9〜11か月頃) 香りが控えめで使いやすい。
しいたけ 離乳食後期(9〜11か月頃) うま味が強い。軸は硬いため除く。
エリンギ 離乳食完了期(1歳頃〜) 弾力があるため細かく刻む。
マッシュルーム 離乳食完了期(1歳頃〜) やわらかいが風味に慣れてからがおすすめ。
舞茸 1歳頃〜 香りと繊維が強く、最初のきのこにはやや不向き。
なめこ 1歳頃〜 ぬめりがあるため食べやすい反面、風味に好みが分かれる。

開始時期はあくまで目安です。赤ちゃんの噛む力や飲み込む力に合わせて、焦らず進めましょう。

初めてなら「えのき」がおすすめ

初めてきのこを食べるなら、最もおすすめなのはえのきです。

えのきは比較的やわらかく、細かく刻みやすいため、離乳食にも取り入れやすい食材です。

しっかり加熱してみじん切りにすれば、おかゆやスープ、あんかけなどにもなじみやすく、赤ちゃんも食べやすくなります。

次に試すなら、しめじやしいたけがおすすめです。

舞茸は何歳から食べられる?

「舞茸は何歳から?」と気になる方も多いでしょう。

舞茸も離乳食後期から食べられるとされていますが、初めて与えるきのことしてはあまりおすすめできません。

その理由は次の3つです。

  • 繊維がしっかりしていて噛み切りにくい
  • 独特の香りが強い
  • 細かく刻んでも食感が残りやすい

そのため、えのきやしめじなどに慣れてから、1歳頃を目安に少量ずつ試すと安心です。

もちろん、十分に加熱し、細かく刻んで与えることが大切です。

迷ったら、この順番で試すのがおすすめ

「どのきのこから始めればいいかわからない」という場合は、次の順番を目安にするとスムーズです。

  1. えのき
  2. しめじ
  3. しいたけ
  4. エリンギ
  5. マッシュルーム
  6. 舞茸
  7. なめこ

この順番なら、食感や香りが少しずつ変化するため、赤ちゃんも無理なく慣れていきやすくなります。

運営者の考察|「何歳から」より「最初に選ぶ種類」のほうが大切

離乳食の記事では、「舞茸は後期から」「しめじは後期から」と、開始時期だけが紹介されていることが少なくありません。

しかし、実際に子育てをしていると、「食べられるかどうか」よりも「食べやすいかどうか」のほうが重要だと感じます。

例えば、同じ離乳食後期でも、えのきはスムーズに食べられたのに、舞茸は香りや食感を嫌がる赤ちゃんもいます。

そのため、「後期だから全部同じ」と考えるのではなく、赤ちゃんが受け入れやすいきのこから順番に試していくことが、結果的に好き嫌いを減らす近道になります。

焦っていろいろな種類を試す必要はありません。まずは食べやすいきのこで「きのこっておいしい!」という経験を積み重ねていくことが大切です。

赤ちゃんにおすすめのきのこは?【初心者向けランキング】

スーパーにはさまざまな種類のきのこが並んでいますが、「離乳食にはどれを選べばいいの?」と迷ってしまいますよね。

実は、赤ちゃんが食べやすいきのこには共通点があります。

  • やわらかくなるまで加熱しやすい
  • 細かく刻みやすい
  • 香りにクセが少ない
  • スーパーで手に入りやすい

これらを基準に、離乳食でおすすめのきのこをランキング形式で紹介します。

第1位 えのき

離乳食デビューに最もおすすめなのがえのきです。

えのきは加熱するとやわらかくなりやすく、細かく刻めばおかゆやスープにもよくなじみます。

クセが少ないため、赤ちゃんも食べやすく、離乳食後期から安心して取り入れやすいきのこです。

おすすめ料理

  • おかゆ
  • 野菜スープ
  • 豆腐あんかけ
  • 茶碗蒸し

第2位 しめじ

しめじも離乳食に使いやすいきのこの一つです。

えのきより少し歯ごたえがありますが、しっかり加熱してみじん切りにすれば問題ありません。

うま味があるため、野菜スープや炊き込みご飯などに加えると、自然な風味が楽しめます。

第3位 しいたけ

しいたけは、きのこの中でもうま味成分が豊富です。

だしのような風味が出るため、料理全体がおいしく感じられるメリットがあります。

一方で、香りがやや強いため、初めて食べると驚く赤ちゃんもいます。

最初は少量から試し、慣れてきたら少しずつ増やしましょう。

※軸は硬いため、離乳食では取り除くのがおすすめです。

第4位 エリンギ

エリンギは弾力があるため、完了期以降がおすすめです。

細かく刻めば食べられますが、大きめに切ると噛み切りにくいため注意しましょう。

ハンバーグやオムレツなどに混ぜ込むと、食べやすくなります。

第5位 舞茸

舞茸は香りが豊かで栄養価も高いきのこですが、離乳食では最後のほうに取り入れるのがおすすめです。

繊維がしっかりしているため、えのきやしめじに慣れてから挑戦すると、赤ちゃんも抵抗なく食べやすくなります。

おすすめ順位一覧

順位 きのこ 食べやすさ 初めてにおすすめ
1位 えのき ★★★★★
2位 しめじ ★★★★☆
3位 しいたけ ★★★★☆
4位 エリンギ ★★★☆☆
5位 舞茸 ★★☆☆☆

運営者の考察|「栄養価」で選ぶより「続けやすさ」で選ぼう

「舞茸は栄養が豊富だから、最初から食べさせたほうがいいのでは?」と思う方もいるかもしれません。

しかし、離乳食では栄養価だけで食材を選ぶ必要はありません。

きのこから摂れる栄養は、他の野菜や魚、肉などでも十分補えます。

それよりも大切なのは、赤ちゃんが『おいしい』『また食べたい』と感じられる経験を積み重ねることです。

そのため、最初はスーパーで一年中手に入りやすく、調理しやすいえのきやしめじから始めるのがおすすめです。

離乳食は一度に多くの種類を食べさせる必要はありません。

赤ちゃんの様子を見ながら一種類ずつ慣らしていくことで、自然と食べられる食材が増えていきます。焦らず、赤ちゃんのペースを大切に進めていきましょう。

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離乳食でのきのこの食べ方【後期・完了期別】

きのこは、離乳食後期から食べられるようになりますが、月齢によって食べやすい大きさや調理方法が異なります。

「何歳から食べられるか」だけでなく、赤ちゃんの噛む力や飲み込む力に合わせて調理方法を変えることが大切です。

ここでは、離乳食後期・完了期それぞれの食べ方を紹介します。

離乳食後期(9〜11か月頃)の食べ方

離乳食後期は、歯ぐきで食べ物をつぶす練習をする時期です。

とはいえ、きのこは繊維が多いため、大きいままだと飲み込みにくくなります。

この時期は、次のポイントを意識しましょう。

  • やわらかくなるまでしっかり加熱する
  • 5mm以下のみじん切りにする
  • とろみのある料理に混ぜる
  • 少量から始める

おすすめのメニューは、

  • きのこ入りおかゆ
  • 野菜スープ
  • 豆腐あんかけ
  • うどんの具

などです。

きのこだけで食べさせるよりも、おかゆやスープに混ぜるほうが食べやすくなります。

離乳食完了期(1歳〜1歳6か月頃)の食べ方

完了期になると、前歯で噛み取り、歯ぐきでつぶす動きが上手になってきます。

そのため、きのこの大きさも少しずつ大きくできます。

目安としては、

  • 5〜8mm程度のみじん切り
  • やわらかい薄切り

くらいまでなら挑戦できます。

おすすめのメニューは、

  • ハンバーグ
  • オムレツ
  • チャーハン
  • 炊き込みご飯
  • シチュー
  • ドリア

など、家族の食事にも取り入れやすい料理です。

ただし、弾力の強いエリンギや舞茸は、引き続き細かく刻んで与えると安心です。

手づかみ食べは「きのこだけ」より混ぜ込むのがおすすめ

「きのこを手づかみで食べさせてもいいの?」と疑問に思う方もいるでしょう。

結論からいうと、きのこ単体で手づかみさせるのはあまりおすすめできません。

加熱したきのこは、

  • 滑りやすい
  • 噛み切りにくい
  • 飲み込みづらい

という特徴があるため、手づかみ食べにはあまり向いていないからです。

手づかみ食べをするなら、次のようなメニューがおすすめです。

  • きのこ入りハンバーグ
  • きのこ入りおやき
  • きのこ入り蒸しパン
  • きのこ入りオムレツ
  • きのこ入り豆腐つくね

きのこを細かく刻んで生地に混ぜ込むことで、赤ちゃんも食べやすくなります。

調理するときの3つのポイント

離乳食できのこを使うときは、次の3つを意識すると失敗しにくくなります。

① 石づきを取り除く

石づきは硬く食べられないため、必ず切り落とします。

② 中までしっかり加熱する

電子レンジでも鍋でも構いませんが、生焼けにならないよう十分加熱しましょう。

③ 細かく刻んでから料理に混ぜる

加熱後は包丁で細かく刻み、おかゆやスープなどに混ぜると食べやすくなります。

運営者の考察|「食べられる形」であっても、食べやすい形とは限らない

離乳食では、「この大きさならOK」という目安が紹介されることがよくあります。

しかし、実際には同じ月齢でも、噛む力や飲み込む力には個人差があります。

例えば、1歳を過ぎていても、細かく刻んだきのこならよく食べる子もいれば、大きめに切ると口から出してしまう子もいます。

そのため、月齢だけで判断するのではなく、赤ちゃんが無理なく飲み込めているか、食事を楽しめているかを観察することが何より大切です。

また、きのこは「主役のおかず」にするよりも、ハンバーグやスープ、オムレツなどの料理に少しずつ混ぜ込むほうが、赤ちゃんも自然に食べられることが多くあります。

「食べないから苦手」と決めつけず、調理方法を変えながら少しずつ慣らしていくことが、きのこ好きへの第一歩になるでしょう。

離乳食できのこはどれくらい食べればいい?【月齢別の量】

きのこは栄養豊富な食材ですが、「たくさん食べたほうが健康に良い」というわけではありません。

食物繊維が多く消化されにくいため、離乳食では月齢に合った適量を守ることが大切です。

まずは、1食あたりの目安量を確認してみましょう。

月齢・年齢 1食あたりの目安量 食べ方のポイント
離乳食後期(9〜11か月頃) 5〜10g みじん切りにしておかゆやスープに混ぜる
離乳食完了期(1歳〜1歳6か月頃) 10〜15g ハンバーグやオムレツなどの具材として使う
1〜2歳頃 15〜20g 家族の食事から取り分けてもOK

この量はあくまで目安です。毎食きのこを食べる必要はなく、ほかの野菜と組み合わせながら取り入れましょう。

初めて食べるときは「ひと口」から始めよう

初めてきのこを食べる日は、目安量まで食べる必要はありません。

まずは耳かき1〜2杯程度、または小さじ1杯より少ない量から始め、食後の様子を確認しましょう。

問題がなければ、数日かけて少しずつ量を増やしていけば大丈夫です。

新しい食材を試す日は、ほかにも初めての食材を増やさず、きのこだけにすると体調の変化にも気付きやすくなります。

食べ過ぎるとどうなる?

きのこを一度にたくさん食べると、

  • お腹が張る
  • 便がゆるくなる
  • 消化しきれず便に混ざる

といったことがあります。

これは、きのこに含まれる食物繊維が影響していることが多く、体調が良く、機嫌も普段どおりであれば、過度に心配する必要はありません。

ただし、

  • 下痢が何度も続く
  • 嘔吐を繰り返す
  • 強い腹痛がある
  • 元気がなく水分も取れない

といった症状が見られる場合は、小児科を受診しましょう。

きのこだけで野菜を補う必要はない

「栄養があるなら、毎日きのこを食べさせたほうがいいのでは?」と思う方もいるかもしれません。

しかし、離乳食では、さまざまな野菜をバランスよく食べることが大切です。

例えば、

  • にんじん
  • かぼちゃ
  • ブロッコリー
  • ほうれん草
  • キャベツ

など、それぞれ含まれる栄養が異なります。

きのこばかりに偏らず、いろいろな食材を組み合わせることで、自然と栄養バランスの良い食事になります。

毎日食べても大丈夫?

きのこは毎日食べても問題のない食材ですが、毎日同じ種類だけを食べる必要はありません。

えのきの日もあれば、しめじの日、しいたけの日があってもよいですし、きのこを使わない日があってももちろん大丈夫です。

旬の野菜や季節の食材も取り入れながら、無理のない範囲で献立を考えていきましょう。

運営者の考察|きのこは「量を増やす食材」ではなく「食事の幅を広げる食材」

離乳食では、「何グラム食べさせればいいのか」が気になりますよね。

もちろん目安量は参考になりますが、それ以上に大切なのは、きのこを好きな食材の一つに育てていくことだと考えています。

きのこは、ご飯や肉のようにたくさん食べる食材ではありません。

少量でも料理にうま味や香りが加わり、赤ちゃんがさまざまな食感や風味を経験するきっかけになります。

「今日は5gしか食べなかった…」と心配する必要はありません。

食べる量よりも、「嫌がらずに食べられた」「家族と同じ食材を楽しめた」という経験を積み重ねることが、将来の好き嫌いを減らすことにもつながります。

焦って量を増やすのではなく、赤ちゃんのペースに合わせて少しずつ取り入れていきましょう。

離乳食におすすめのきのこレシピ【後期・完了期・1歳】

きのこは、細かく刻んで加熱すればさまざまな料理に取り入れられます。

特に、うま味が豊富なので、薄味でもおいしく仕上がるのが魅力です。

ここでは、月齢に合わせて簡単に作れるおすすめレシピを紹介します。

離乳食後期(9〜11か月頃)のおすすめレシピ

① えのき入り野菜がゆ

材料(1食分)

  • 7倍がゆ…80g
  • えのき…5g
  • にんじん…10g
  • だし…適量

作り方

  1. えのきは石づきを取り、やわらかくなるまで茹でて細かく刻む。
  2. にんじんもやわらかく茹でてみじん切りにする。
  3. おかゆと一緒に軽く煮込み、全体を混ぜたら完成。

ポイント

えのきのうま味が加わり、だしの風味だけでも食べやすい一品です。

② しめじと豆腐のとろとろあん

材料

  • 絹ごし豆腐…30g
  • しめじ…5g
  • 和風だし…50ml
  • 水溶き片栗粉…少量

作り方

  1. しめじをやわらかく茹でて細かく刻む。
  2. 豆腐・だしと一緒に煮る。
  3. 水溶き片栗粉で軽くとろみをつける。

ポイント

とろみがあることで、きのこも飲み込みやすくなります。

③ きのこ入り野菜スープ

えのきやしめじを細かく刻み、玉ねぎ・にんじん・キャベツなどと一緒に煮込むだけの簡単メニューです。

多めに作って冷凍保存しておくと、忙しい日にも便利です。

離乳食完了期(1歳頃)のおすすめレシピ

① きのこ入り豆腐ハンバーグ

豆腐と鶏ひき肉に細かく刻んだきのこを混ぜて焼くだけ。

手づかみ食べもしやすく、きのこが苦手な子でも食べやすい人気メニューです。

② きのこオムレツ

卵液に細かく刻んだしめじやしいたけを混ぜて焼くだけ。

チーズを少量加えると、さらに食べやすくなります。

③ きのこの炊き込みご飯

細かく刻んだきのこと、にんじん・油揚げなどを加えて炊くだけ。

家族の分を作るときは、薄味にして取り分けると手間がかかりません。

1歳以降におすすめのアレンジレシピ

1歳を過ぎると、家族の食事から取り分けられるメニューも増えてきます。

おすすめは次のような料理です。

  • きのこクリームシチュー
  • きのこドリア
  • きのこ入りミートソース
  • きのこチャーハン
  • きのこ入りうどん
  • きのこ入り肉団子スープ

どれも細かく刻んだきのこを使えば、食べやすくなります。

冷凍保存もできる

きのこは、加熱してから小分けにして冷凍保存できます。

製氷皿や離乳食用保存トレーに入れて冷凍すれば、必要な分だけ使えて便利です。

冷凍したものは、1週間程度を目安に使い切りましょう。

運営者の考察|きのこ嫌いを防ぐコツは「主役にしない」こと

「きのこだけ残してしまう」「口から出してしまう」と悩む保護者は少なくありません。

実は、赤ちゃんが苦手なのは味ではなく、独特の食感であることが多いのです。

そのため、最初からきのこを主役のおかずにするよりも、

  • ハンバーグ
  • オムレツ
  • スープ
  • シチュー
  • 炊き込みご飯

など、赤ちゃんが好きなメニューに少しずつ混ぜ込むほうが成功しやすくなります。

また、「今日は食べなかったから嫌い」と決めつける必要はありません。

赤ちゃんはその日の体調や気分によって食べ方が変わることもよくあります。

一度食べなかったとしても、調理方法や料理を変えて数週間後に試すと、意外とすんなり食べてくれることもあります。

離乳食は「一回で食べられるようになること」が目標ではありません。

焦らず、赤ちゃんが少しずつきのこの風味や食感に慣れていけるよう、楽しく食卓に取り入れていきましょう。

市販のベビーフードできのこを食べても大丈夫?

「市販のベビーフードにきのこが入っているけれど、赤ちゃんに食べさせても大丈夫?」
「初めてのきのこは手作りのほうがいいの?」

このような疑問を持つ保護者も多いでしょう。

結論からいうと、月齢表示に合った市販のベビーフードであれば、きのこを食べさせても問題ありません。

市販のベビーフードは、赤ちゃんが食べやすいように大きさや硬さが調整されているため、忙しい日の離乳食にも便利です。

ベビーフードに使われることが多いきのこ

市販のベビーフードには、比較的食べやすいきのこが使われています。

例えば、

  • えのき
  • しめじ
  • しいたけ

などがよく使われています。

これらは細かく刻まれ、十分に加熱されているため、赤ちゃんでも食べやすいよう工夫されています。

一方で、舞茸やエリンギなど繊維がしっかりしたきのこは、月齢や商品によって使用されている場合とそうでない場合があります。

購入する際は、原材料表示も確認してみましょう。

月齢表示を確認して選ぼう

ベビーフードには、「7か月頃から」「9か月頃から」「12か月頃から」など、対象月齢が表示されています。

この表示は、赤ちゃんの噛む力や飲み込む力に合わせて食材の大きさや硬さが調整されている目安です。

月齢だけでなく、赤ちゃんの発達に合っているかも確認して選ぶようにしましょう。

「まだみじん切りが苦手そう」と感じる場合は、一つ下の月齢向けを選ぶのも一つの方法です。

初めて食べるなら手作り?市販?

初めてきのこを食べる場合は、「できれば手作りがおすすめ」とされています。

その理由は、使うきのこの種類や量を自分で調整できるためです。

例えば、

  • えのきを少量だけ試したい
  • しめじだけを食べさせたい

というように、どの食材に反応したのかを確認しやすくなります。

一方で、すでに家庭でえのきやしめじを問題なく食べられているのであれば、市販のベビーフードを取り入れても問題ありません。

忙しい日や外出時などは、市販品を上手に活用することで、保護者の負担も軽くなります。

ベビーフードを使うときの注意点

市販のベビーフードを使う際は、次のポイントを意識しましょう。

  • 月齢表示を確認する
  • 初めて食べる日は少量から始める
  • 原材料を確認する
  • 開封後は早めに使い切る
  • 温める商品は表示どおりに加熱する

また、レトルトタイプはそのまま与えられるものもありますが、商品によって異なるため、必ずパッケージの表示を確認してください。

手作りと市販は組み合わせてOK

「離乳食はすべて手作りでなければいけない」と思っている方もいるかもしれません。

しかし、毎日手作りを続けるのは大変です。

最近のベビーフードは、食材の大きさや硬さ、味付けにも配慮されており、離乳食づくりをサポートしてくれる心強い存在です。

普段は手作り、忙しい日や外出時は市販品というように、上手に組み合わせながら進めることで、無理なく離乳食を続けられるでしょう。

運営者の考察|「手作りか市販か」よりも大切なのは、親子が笑顔で続けられること

離乳食を始めると、「できるだけ手作りしなければ」と頑張りすぎてしまう方も少なくありません。

もちろん、手作りには食材を自由に選べる良さがあります。

一方で、市販のベビーフードには、赤ちゃんが食べやすいように調理されているというメリットがあります。

大切なのは、「手作り」と「市販」のどちらが優れているかではなく、赤ちゃんが安心して食べられ、保護者も無理なく続けられることです。

疲れている日に無理をして離乳食づくりが負担になるよりも、市販品を上手に活用して、親子で楽しく食事の時間を過ごすほうが、長い目で見ると離乳食を続けやすくなります。

完璧を目指す必要はありません。家庭のライフスタイルに合わせて、無理のない方法を選びましょう。

よくある質問(FAQ)

Q1. 舞茸は何歳から食べられますか?

舞茸は離乳食後期(生後9〜11か月頃)から食べられるとされていますが、初めてのきのことしてはあまりおすすめできません。

舞茸は繊維が多く、香りも強いため、えのきやしめじなどの食べやすいきのこに慣れてから、1歳頃を目安に少量ずつ試すと安心です。

与える際は、十分に加熱し、細かく刻んでから料理に混ぜましょう。

Q2. 赤ちゃんにきのこを毎日食べさせても大丈夫ですか?

毎日食べても問題ありませんが、無理に毎日取り入れる必要はありません。

きのこは食物繊維が豊富な一方で、消化されにくい食材です。

にんじんやかぼちゃ、ブロッコリーなどほかの野菜も組み合わせながら、バランスよく食べることを心がけましょう。

Q3. きのこが便にそのまま出てきました。大丈夫ですか?

きのこは食物繊維が多く消化されにくいため、細かいまま便に混ざることがあります。

赤ちゃんの機嫌がよく、食欲もあり、下痢や嘔吐などの症状がなければ、心配しすぎる必要はありません。

ただし、腹痛や血便、激しい下痢などが続く場合は、小児科を受診しましょう。

Q4. 冷凍したきのこは離乳食に使えますか?

はい、使えます。

きのこは加熱して細かく刻んでから小分け冷凍すると、離乳食にも便利です。

製氷皿や離乳食用保存トレーに入れて冷凍し、1週間程度を目安に使い切りましょう。

使うときは、中心までしっかり再加熱してください。

Q5. 生のきのこはいつから食べられますか?

きのこは大人でも生食に向かない種類が多いため、離乳食や幼児食では必ず加熱して与えましょう。

1歳を過ぎても、生のきのこを食べさせるのは避けるのが安心です。

家庭では「しっかり加熱する」が基本と覚えておきましょう。

この記事のまとめ

きのこは、離乳食後期(生後9〜11か月頃)から食べられる食材ですが、赤ちゃんの噛む力や飲み込む力に合わせて、無理なく進めることが大切です。

最後に、この記事のポイントを振り返りましょう。

  • きのこは離乳食後期から少量ずつ始められる
  • 初めてなら、えのきやしめじなど食べやすい種類がおすすめ
  • 舞茸は香りや繊維が強いため、1歳頃から少しずつ試すと安心
  • 必ずしっかり加熱し、細かく刻んでから与える
  • 手づかみ食べでは、ハンバーグやオムレツなどに混ぜ込むと食べやすい
  • 市販のベビーフードも月齢表示に合ったものなら上手に活用できる

離乳食では、「何歳から食べられるか」だけに注目しがちですが、それ以上に大切なのは、赤ちゃんが無理なく食べられる形に調理することです。

また、きのこは栄養をたくさん摂るための食材というよりも、さまざまな食感や香りを経験するための食材でもあります。

食べる量にこだわりすぎず、「今日は一口食べられた」「昨日より嫌がらなかった」といった小さな成長を大切にしながら進めていきましょう。

焦らず赤ちゃんのペースに合わせて取り入れることで、きのこも家族みんなで楽しめる食材になっていきます。

(画像引用:モグモ公式サイト

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この記事を書いた人

アラフォーのパパ3年生。
3歳児の子供を育てています。
子育てはすべてが初めての経験の連続で、毎日を大変ながらも楽しい生活を送っています。
これまでの経験や感じたことをもとに、育児のヒントになりそうな記事を書いていくことを目指しています!

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