赤ちゃんに母乳とミルクの両方を与える「混合育児」。
母乳の量が足りているのか不安になったり、ミルクをどのタイミングで足せばいいのか迷ったり…日々のスケジュール作りに悩むママやパパも多いのではないでしょうか?
とくに初めての育児では、授乳のタイミングや量、間隔など「正解がわからない」と感じることも少なくありません。
この記事では、混合育児をしている方に向けて、理想的な1日のスケジュール例を紹介します。
実際に多くのママたちが試しているリアルなスケジュールや、月齢に応じたポイントも解説しているので、「うちのやり方で大丈夫かな?」と不安を感じている方もぜひ参考にしてみてくださいね。
母乳とミルクの混合育児の理想的なスケジュールを紹介!
混合育児をしていると、「母乳とミルク、どちらをいつあげればいいの?」「スケジュール通りにできなくて焦ってしまう…」と悩むこと、ありませんか?
完全母乳や完全ミルクと違って、混合育児には“これが正解”という明確な答えがなく、赤ちゃんや家庭の状況に応じて調整が必要な分、不安になりやすいものです。
ここでは、そんな混合育児に取り組むママ・パパのために、月齢別の理想的な授乳スケジュールと、スムーズに授乳を進めるためのポイントをご紹介します。
スケジュールはあくまでも目安。赤ちゃんの様子を見ながら、無理のない範囲で取り入れてみてくださいね。
この時期は、赤ちゃんの胃がとても小さく、消化も早いため、1日8〜10回程度の授乳が目安になります。
【理想スケジュール例(3時間おき)】
6:00 母乳 → ミルク40ml
9:00 母乳のみ
12:00 母乳 → ミルク40ml
15:00 母乳のみ
18:00 母乳 → ミルク40ml
21:00 母乳のみ
0:00 母乳 → ミルク40ml
3:00 母乳のみ
新生児期はまだ母乳量が安定しない時期なので、1日おきにミルクを足す程度でもOK。
赤ちゃんの飲み方や体重の増加を見ながら、必要に応じて調整しましょう。
母乳の分泌も増えてくるこの時期は、母乳を中心にして、足りない分だけミルクで補う方法が主流になります。
【理想スケジュール例(授乳間隔3〜4時間)】
7:00 母乳 → ミルク60ml
10:30 母乳のみ
14:00 母乳 → ミルク60ml
17:30 母乳のみ
21:00 母乳 → ミルク60ml
1:00 母乳のみ
4:00 母乳のみ
この頃には授乳間隔も少しずつあいてくることも。夜間は母乳だけで済むこともあるため、無理にミルクを足さなくても問題ありません。
首がすわり始め、睡眠リズムも落ち着いてくるこの時期。授乳回数は1日6〜7回程度に減ってくる子もいます。
【理想スケジュール例】
7:30 母乳のみ
11:00 母乳 → ミルク80ml
14:30 母乳のみ
18:00 母乳 → ミルク80ml
21:30 母乳のみ
2:00 母乳のみ
この頃から「日中は母乳のみ、夜はミルクでぐっすり寝てもらう」といったメリハリのあるスケジュールを取り入れる家庭も多くなります。
夜のミルクは満腹感が得やすく、赤ちゃんも長めに寝てくれることがあります。
-
「ミルクはあくまで補助」と考える
ミルクを足すことに罪悪感を感じる必要はありません。母乳が出にくい時、外出時、体調がすぐれない時など、ミルクを上手に取り入れることでストレスが減り、育児がぐっと楽になります。
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パパや家族にミルクをお願いする
夜間のミルクや日中の1回をパパに任せることで、ママの睡眠時間や休息の時間が確保できます。混合育児は「家族みんなで育てるスタイル」が取りやすいメリットもあります。
-
スケジュールは「理想」であって「絶対」ではない
赤ちゃんによって、1回の飲む量も間隔も違います。成長のペースや機嫌に合わせて、臨機応変に対応していきましょう。
混合育児は、母乳とミルクの“いいところ取り”ができる柔軟なスタイルです。
理想的なスケジュールを参考にしながら、赤ちゃんもママ・パパも心地よく過ごせるリズムを見つけていけるといいですね。
育児に正解はありません。「これでいいんだ」と自信を持って、あなたなりのペースを大切にしてください。
母乳とミルクの量は?混合育児のスケジュール(新生児)
「母乳が足りているか不安…」「ミルクはどれくらい足せばいいの?」「このペースでいいの?」
新生児期に混合育児をしているママ・パパの多くが感じる悩みです。
完全母乳にしたいけどうまくいかない、ミルクをあげることに罪悪感を抱いてしまう――そんな思いを抱えている方も少なくありません。
でも、大切なのは赤ちゃんが健やかに育ち、ママ・パパが無理なく続けられることです。
ここでは、新生児期(生後0~1ヶ月)における母乳とミルクの理想的な1日のスケジュールと、目安の量やポイントをご紹介します。
新生児期は、胃がまだ小さく、一度にたくさん飲めないため、授乳回数は1日8〜10回程度が理想的。
間隔は2〜3時間おきが目安になりますが、赤ちゃんが欲しがるタイミングでこまめに授乳してOKです。
この時期の母乳はまだ分泌が不安定なことも多く、「どれだけ飲めているかわからない」という不安もあります。
そんな時にミルクを“補助”として使うのが混合育児のポイントです。
母乳をあげた後にミルクを足す場合、赤ちゃんの満足度や体重増加に応じて量を調整していきましょう。
以下はあくまで目安です。
生後日数 |
ミルクの量(1回あたり) |
授乳回数(目安) |
---|---|---|
0〜3日目 |
10〜30ml |
8〜10回 |
4〜7日目 |
30〜60ml |
7〜8回 |
2週目〜 |
60〜80ml(母乳の後) |
6〜8回 |
※ミルクだけで育てる「完ミ」とは違い、母乳の分泌量が増えてくれば、ミルクの量は徐々に減らしても大丈夫です。
以下は、母乳+ミルクで授乳している家庭の一例です。
ミルクを足す回数は、1日3〜4回でもOK。
ママの体調や赤ちゃんの様子に合わせて柔軟に調整しましょう。
【1日のスケジュール例】
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6:00 母乳 → ミルク40ml
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9:00 母乳のみ
-
12:00 母乳 → ミルク40ml
-
15:00 母乳のみ
-
18:00 母乳 → ミルク40ml
-
21:00 母乳のみ
-
0:00 母乳 → ミルク40ml
-
3:00 母乳のみ
このように、ミルクは1日おきのタイミングで補足するスタイルが多くの家庭で実践されています。
授乳後に赤ちゃんが泣き止まない、口をパクパクする、寝つかないといったサインがあれば、「まだお腹が空いているかも」と判断し、少しだけミルクを足してあげましょう。
-
授乳の最初はできるだけ母乳から
吸わせることで母乳の分泌が促され、徐々に量も増えてきます。たとえ出が少なくても、最初に吸ってもらうことが大事です。
-
ミルクは無理して足さなくてもいい
赤ちゃんの体重がしっかり増えていれば、母乳だけでも大丈夫な場合も。小児科の健診や助産師さんに相談して、必要な量を調整しましょう。
-
ママの休息時間を確保するためにもミルクは有効
夜間や外出時など、ミルクを取り入れることでママの負担が軽減され、心にゆとりが生まれます。パパがミルクをあげることで、育児への参加にもつながります。
新生児との生活は、昼夜の区別もなく、自分のペースがまったく通じない毎日の連続です。
そんな中で、授乳のスケジュールや量に迷うのは当たり前のこと。
母乳が足りていないかも、ミルクを足しすぎかも…そんな不安でいっぱいになる日もありますが、大切なのは「赤ちゃんが機嫌よく過ごし、少しずつ大きくなっていること」。
ママ自身の心と体の健康もとても大切です。
無理に母乳だけにこだわらず、ミルクも取り入れて「がんばりすぎない育児」を目指しましょう。
混合育児は、ママにとっても赤ちゃんにとっても、柔軟でバランスの良い選択肢です。
ミルク寄りの混合育児のスケジュールは?
「母乳は出るけれど、十分な量じゃないみたい…」「母乳にこだわりたい気持ちもあるけれど、ミルクに頼らないと不安」
そんなふうに感じているママは、実はとても多いんです。
混合育児の中でも“ミルク多め”のスタイルは、母乳育児にプレッシャーを感じすぎず、赤ちゃんも満足しやすいというメリットがあります。
ただ、母乳とミルクをどうバランスよく組み合わせるか、どのタイミングで与えればいいかといった疑問もつきもの。
「うちはミルクが多めだけど、それでいいのかな?」と不安になることもありますよね。
ここでは、ミルク寄りの混合育児の特徴と、理想的な1日のスケジュール例(新生児~生後2ヶ月ごろ)を紹介します。
実際に多くの家庭で採用されているスタイルなので、「これなら続けられそう」と感じてもらえるはずです。
ミルク多めの混合育児には、こんなメリットがあります:
-
赤ちゃんの飲む量が目に見えてわかるので安心できる
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パパや家族も授乳に参加できる
-
母乳が出にくい日も気にせず育児ができる
-
ママの体力や睡眠時間を確保しやすい
その一方で、「母乳を減らしたことで分泌が止まってしまうのでは…」「赤ちゃんとのスキンシップの時間が減るかも」という不安を感じることもあるかもしれません。
でも大丈夫。ミルク多めでも、1日に数回でも母乳を吸ってもらうことで、母乳の分泌は続きますし、スキンシップもしっかりとれます。ママの心と体に余裕があることが、何よりも大切です。
以下は、「授乳のたびにミルクを足す or 母乳は数回」というミルク寄り混合のスケジュール例です。
【1日のスケジュール例(3時間おき、1日7回授乳)】
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6:00 母乳 → ミルク60ml
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9:00 ミルク80mlのみ
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12:00 母乳 → ミルク60ml
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15:00 ミルク80mlのみ
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18:00 母乳 → ミルク60ml
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21:00 ミルク80mlのみ
-
2:00 ミルク80mlのみ
このように「日中は母乳+ミルク」「夜間はミルクのみ」というスタイルにすることで、ママの体を休めながら、赤ちゃんにも十分な栄養を届けることができます。
また、母乳の時間は1回5〜10分程度でもOK。母乳は量だけでなく、免疫成分やスキンシップの面でも大切な役割を果たしています。
あくまで目安ですが、ミルク寄り混合育児の場合の量は以下のようになります。
月齢 |
1回のミルク量 |
授乳回数(母乳+ミルク含む) |
---|---|---|
生後0〜1ヶ月 |
60〜80ml |
7〜8回 |
生後1〜2ヶ月 |
80〜100ml |
6〜7回 |
※母乳と合わせる場合は、ミルクの量を調整してください。母乳の出方により、1回のミルク量は増減してOKです。
-
夜間は無理に母乳をあげなくてもOK!
夜間授乳はとても大変なので、思い切ってミルクに切り替えると睡眠時間が取れ、ママの体も回復しやすくなります。
-
母乳が出る時間帯を活かそう
多くのママは朝の方が母乳が出やすい傾向があります。朝や日中に母乳タイムを作り、夜はミルクに頼るのが効率的です。
-
心配なときは母子手帳の「体重曲線」をチェック
赤ちゃんの体重が順調に増えていれば、ミルクの量や頻度に神経質になる必要はありません。赤ちゃんの笑顔と元気が、何よりの答えです。
混合育児は、母乳育児でもミルク育児でもない、“ちょうどいい”バランスを見つけるための育児スタイルです。
特にミルク多めの混合育児は、ママの体力や心の余裕を守りながら、赤ちゃんにもしっかり栄養を届けられる方法として、たくさんの家庭で選ばれています。
他の家庭と比べて「うちはミルクが多いかも…」と不安になる必要はありません。
大切なのは、“続けられる育児”であること。
赤ちゃんの様子を見ながら、ママや家族にとって負担の少ないスケジュールを組んでいきましょう。
母乳とミルクの量は?混合育児のスケジュール(2ヶ月)
生後2ヶ月。少しずつ赤ちゃんとの生活にも慣れてきた頃かもしれません。
でも、混合育児をしているママ・パパにとっては、「母乳はどれだけ出ているの?」「ミルクはいつ、どれくらい足せばいいの?」という不安は、むしろこの時期から強くなることもあります。
「完全母乳に移行したいけど、自信がない…」
「ミルクが多くなってきて、バランスがわからない…」
そんな悩みを抱えながらも、赤ちゃんにとってベストな方法を探しているあなたへ。
ここでは生後2ヶ月の混合育児のスケジュールと、母乳・ミルクの理想的な量を紹介します。
赤ちゃんの個性に合わせて調整できるよう、いくつかのタイプに分けてご提案します。
2ヶ月になると、赤ちゃんの胃の容量が少しずつ大きくなり、授乳間隔も3〜4時間ほど空くようになります。
授乳回数は1日6〜8回が目安。ただし、母乳量や赤ちゃんの飲むペースによって差があります。
また、1回にしっかり飲めるようになるので、夜間の授乳が1回減る赤ちゃんも。
とはいえ、まだまだ不規則な子もいる時期なので、「スケジュール通りにいかない!」と悩まなくても大丈夫です。
混合育児の場合、母乳とミルクのバランスは家庭や赤ちゃんの状態によって異なりますが、以下はあくまで目安です。
タイプ |
1回の母乳 |
1回のミルク量 |
授乳回数の目安 |
---|---|---|---|
母乳中心タイプ |
5〜10分/片側 |
40〜60ml |
7〜8回 |
バランスタイプ |
5〜10分/両側 |
60〜80ml |
6〜7回 |
ミルク中心タイプ |
3〜5分/片側 |
80〜100ml |
6回前後 |
赤ちゃんの満足そうな表情や体重増加が確認できていれば、多少の前後はまったく問題ありません。
【例1:母乳中心タイプ】
-
6:30 母乳 → ミルク40ml
-
9:30 母乳のみ
-
12:30 母乳 → ミルク40ml
-
15:30 母乳のみ
-
18:30 母乳 → ミルク40ml
-
21:30 母乳のみ
-
2:00 母乳 → ミルク40ml
【例2:ミルク中心タイプ】
-
7:00 母乳5分+ミルク80ml
-
10:30 ミルク100ml
-
14:00 母乳5分+ミルク80ml
-
17:30 ミルク100ml
-
21:00 母乳5分+ミルク80ml
-
2:00 ミルク100ml
母乳の分泌が少なめな日は、ミルクの量を少し多めにして調整してOK。
逆に、赤ちゃんが母乳で満足している様子なら、無理にミルクを足す必要もありません。
Q. まだ母乳がどれくらい出てるかわからなくて不安…
→母乳量は目に見えないので不安になりますが、**赤ちゃんのおしっこの回数(1日5〜6回以上)**や体重の増加があれば、しっかり飲めている証拠です。
Q. 母乳を減らすと出なくなるって本当?
→完全には正しくありませんが、吸わせる回数が減ると分泌も減る傾向があります。1日2〜3回でも母乳を与えることで、ある程度の分泌は維持できます。
Q. 夜間の授乳はミルクだけでもいい?
→OKです。夜は疲れやすいため、ママがしっかり休むためにミルクに切り替える家庭も多いです。パパが協力できる時間帯でもありますね。
「〇時間おきに必ず母乳+ミルクで…」「決めたスケジュールからずれると不安…」
そんなふうに頑張りすぎてしまうママも多いですが、赤ちゃんの機嫌や睡眠、成長の様子を見ながら臨機応変に調整して大丈夫です。
混合育児は、母乳とミルクの“いいとこどり”。
ママの体調やライフスタイルに合わせて、「今日はミルク多めに」「今日は母乳がよく出たからミルクはお休み」――そんな柔軟さこそが、続けやすさのポイントです。
赤ちゃんとママ、どちらも無理をしない。
それが混合育児の理想形です。
あなたのペースで、ゆっくりで大丈夫。
2ヶ月というまだ始まったばかりの育児の中で、自分に合ったスタイルを少しずつ見つけていきましょう。
母乳とミルクの量は?混合育児のスケジュール(5ヶ月)
生後5ヶ月。
少しずつ夜まとまって寝るようになり、赤ちゃんとの生活にも慣れてきた一方で、混合育児をしているママやパパにとっては「このままのバランスでいいのかな?」とまた新たな悩みが出てくる時期でもあります。
母乳がしっかり出る日もあれば、ミルクの方が多くなってしまう日もある。
離乳食が始まる前の微妙なタイミングだからこそ、授乳のスタイルや量に迷いがちですよね。
この記事では、生後5ヶ月の赤ちゃんに合った混合育児のスケジュール例と、母乳とミルクの量の目安を紹介します。
「うちのやり方でも大丈夫」と安心できるような内容になっていますので、ぜひ参考にしてください。
この時期の赤ちゃんは、体重が6〜8kg程度になる子が多く、1回の授乳で満腹感が得られる量も増えてきます。
授乳間隔は3〜4時間ほど空くことが一般的で、授乳回数も1日5〜6回程度に落ち着いてくる子が多いです。
夜間の授乳が1回になったり、まったくなくなる子もいますが、まだ夜中に1回起きてミルクや母乳を欲しがる子も多いため、個人差が大きい時期でもあります。
赤ちゃんが1日に必要とする母乳・ミルクの合計量は、およそ 800〜1000ml が目安です。
ただし、母乳の量は計測しづらいので、以下はあくまで目安として参考にしてください。
タイプ |
授乳回数 |
母乳の目安(1回) |
ミルクの目安(1回) |
1日の合計ミルク量(目安) |
---|---|---|---|---|
母乳中心タイプ |
6回 |
両側10分〜15分 |
足しミルク40〜60ml |
約200〜300ml |
バランスタイプ |
5〜6回 |
両側5〜10分 |
60〜100ml |
約400〜600ml |
ミルク中心タイプ |
5回 |
片側5分程度 |
100〜140ml |
約600〜800ml |
※赤ちゃんが満足して機嫌よく過ごしていれば、ミルクの量を少し前後させても問題ありません。
【例1:母乳中心のスケジュール】
-
7:00 母乳(両側)+ミルク40ml
-
10:30 母乳のみ
-
14:00 母乳(両側)+ミルク40ml
-
17:30 母乳のみ
-
20:30 母乳(両側)+ミルク40ml
-
深夜1:00 母乳のみ(起きた場合)
【例2:ミルク中心のスケジュール】
-
7:00 ミルク120ml+母乳5分
-
11:00 ミルク140ml
-
15:00 ミルク120ml+母乳5分
-
19:00 ミルク140ml
-
22:30 ミルク100ml(寝る前の1杯)
-
夜中は寝てくれたら授乳なし、起きたら母乳かミルク
この時期は、「日中は母乳多め」「夜はミルクでぐっすり眠ってもらう」というスタイルをとる家庭が多い印象です。
ママの体力回復にもつながるので、無理のないスケジュール作りが鍵になります。
Q. 夜はしっかり寝てくれるけど、授乳間隔が空きすぎて大丈夫?
→5ヶ月ごろになると、夜6〜8時間まとめて寝る赤ちゃんも出てきます。日中の授乳でしっかり飲めていて、体重が順調に増えていれば問題ありません。
Q. そろそろ離乳食も始まるけど、授乳回数はどうしたらいい?
→5〜6ヶ月から離乳食が始まっても、まだ母乳やミルクが栄養のメインです。最初は離乳食を「おまけ」と考え、今の授乳回数を急に減らさずに、様子を見ながら調整しましょう。
Q. ミルクばかりになってきて母乳が減ってきたけど大丈夫?
→ミルクが増えると自然と母乳量も減ってきますが、無理に戻そうとせず「今のスタイルがラクならOK」。赤ちゃんが元気に育っていれば、混合でも完ミでも、正解です。
生後5ヶ月になると、赤ちゃんにもママにも「慣れ」が生まれてくる一方で、「そろそろ母乳のみにしたほうがいいの?」「もうミルクだけでもいい?」と選択の分かれ道に立たされる時期でもあります。
でも、無理にどちらかに決める必要はありません。
混合育児は“赤ちゃんとママにとってベストな形”を選べる育児スタイルです。
大切なのは、赤ちゃんが満足していて、ママが笑顔で過ごせること。
1日のスケジュールにとらわれすぎず、赤ちゃんの成長に合わせて、少しずつスタイルを変えていければそれで十分です。
母乳とミルクの量は?混合育児のスケジュール(6ヶ月)
生後6ヶ月になると、「離乳食を始めていい時期って言われてるけど、授乳はどうすればいいの?」「母乳とミルクのバランスが難しい」と、新しい悩みが出てきますよね。
母乳とミルクの混合育児をしているママ・パパにとって、離乳食のスタートは一つの節目。
これまでの授乳スケジュールをどう見直すか、ミルクはいつまで必要か…と迷うことも多い時期です。
ここでは、生後6ヶ月の赤ちゃんに合った混合育児の理想的なスケジュールと、母乳・ミルクの量の目安を紹介します。
日々成長する赤ちゃんと、がんばるママ・パパの気持ちに寄り添いながら、無理なく取り入れられる内容になっています。
6ヶ月になると、体重はおおよそ6.5kg〜9kg、一度に飲める量も多くなり、授乳間隔は4時間前後が目安になります。
また、夜にまとめて眠る子が増えるため、夜間授乳がなくなる子も。
一方で、まだ夜中に1回ミルクを欲しがる子もいて、リズムには個人差があります。
この時期から離乳食(初期=ゴックン期)をスタートさせる家庭も多く、母乳やミルクだけに頼る時期から少しずつ移行していきます。
離乳食が始まったといっても、栄養のメインはまだまだ母乳やミルク。
1日に必要な母乳・ミルクのトータル量は、約700〜900mlを目安に考えましょう。
タイプ |
授乳回数 |
母乳の目安(1回) |
ミルクの目安(1回) |
1日のミルク目安量 |
---|---|---|---|---|
母乳中心タイプ |
5〜6回 |
両側10〜15分 |
40〜60ml |
150〜250ml |
バランスタイプ |
5回 |
両側5〜10分 |
60〜100ml |
300〜500ml |
ミルク中心タイプ |
4〜5回 |
片側5分程度 |
100〜140ml |
500〜700ml |
※離乳食の開始後は、徐々にミルク量が減っていくこともありますが、焦らずペースに合わせて調整して大丈夫です。
【例1:母乳中心+離乳食(午前1回)】
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6:30 母乳のみ
-
10:00 離乳食+母乳(両側)+ミルク40ml
-
13:30 母乳のみ
-
17:00 母乳+ミルク40ml
-
20:30 母乳のみ
-
深夜:必要に応じて母乳 or ミルク
【例2:ミルク中心+離乳食(昼1回)】
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7:00 ミルク120ml+母乳少し
-
10:30 離乳食+ミルク100ml
-
14:00 ミルク120ml
-
18:00 ミルク100ml+母乳数分
-
22:00 ミルク120ml
-
夜間:授乳なし or 起きたらミルク100ml
離乳食の後は必ず授乳(母乳またはミルク)を行うのが基本です。
まだ「食べる練習」の段階なので、栄養の8〜9割は授乳からと考えましょう。
Q. 離乳食を始めたら、ミルクや母乳の量はすぐ減らす?
→いいえ。離乳食初期(5〜6ヶ月)はほんの少量しか食べられないので、授乳量はあまり変えず、離乳食後に足す感覚でOKです。
Q. ミルクの量が多い気がして不安…
→赤ちゃんが元気で、体重が増えているなら問題ありません。ミルク多めでも、少しずつ離乳食に移行していければ大丈夫です。
Q. 母乳が減ってきてる気がするけど…
→離乳食が始まると、自然と吸う回数が減り、母乳量も少しずつ減る傾向があります。焦らず、1日数回でも吸ってもらえばOKです。
6ヶ月の混合育児は、「母乳・ミルク・離乳食」の3つの柱をバランスよく組み合わせていくことがポイントになります。
- お腹が空いて泣いたら授乳(タイミングは柔軟に)
- 離乳食は毎日でなくてもOK(慣れることが第一)
- 授乳のたびに「母乳 → ミルク」の順番で吸わせると、母乳の刺激にも◎
スケジュール通りにいかない日があっても、それが普通です。
赤ちゃんのペースとママ・パパの体調を大切に、気負わず「できることから」で十分です。
- 出産、育児、住宅購入、保険など、なににお金が必要かわからない
- 今の家庭状況でも無理なく節約して貯金を増やしたい
- 子どもを私立学校へ進学させたいけど公立とはどのくらい学費が違うの?
- 今後、何にいくらくらい必要かがわかる
- あなたにあった貯蓄、資産運用方法などの対策がわかる
- ライフプランを知ることでお金への漠然とした不安がなくなる
今後の生活に必要なお金を把握してみませんか?
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