「毎日うんちは出てるのに、コロコロしていて硬そう…」「出すときに泣いて痛がることも…」
2歳前後のお子さんを育てていると、そんな“うんちトラブル”に直面することも少なくありません。特に「コロコロうんち」は、便秘のサインであることが多く、放っておくと排便時の痛みが原因でトイレを嫌がるようになったり、悪循環に陥ってしまうことも。
実は、うんちが硬くなる原因は食べ物や水分量、生活リズム、排便への恐怖心などさまざま。中には、「毎日出てるから大丈夫」と思っていたら“隠れ便秘”だった、というケースもあります。
本記事では、2歳の子どもがコロコロうんちになってしまう原因から、即効性のある対処法・おすすめの食べ物・生活リズムの整え方まで、ママ・パパがすぐに実践できる方法を徹底解説します。
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2歳の子供が「コロコロうんち」になる原因は?
2歳頃の子どもに多いお悩みのひとつが「コロコロうんち」です。
やぎのような丸くて硬い便が毎日出る、もしくは数日出ない…そんな状態が続いていませんか?
「毎日出てるから大丈夫かな」と思いがちですが、コロコロうんちは“便秘のサイン”であることが多いのです。
では、なぜ2歳児にコロコロうんちが起きやすいのでしょうか?その原因を詳しく見ていきましょう。
2歳になると食べられるものが増え、食生活が大きく変化します。ですが、栄養バランスが偏ると便秘の原因になりやすくなります。とくに、
-
野菜をあまり食べない
-
お菓子や炭水化物が中心
-
水分をあまり摂らない
といった場合、食物繊維や水分が不足してうんちが硬くなる傾向があります。
特に水溶性食物繊維(こんにゃく、海藻、果物など)が不足すると、便に水分が含まれにくくなり、コロコロとした硬いうんちになってしまうのです。
寒い季節や体調不良などで家にこもりがちになると、腸の動きを助ける筋肉の活動が減り、便を押し出す力が弱まってしまいます。
2歳は歩いたり走ったりが楽しい時期ですが、テレビやスマホ動画などに夢中になって座りっぱなしの時間が長くなると、腸の働きも低下してしまいます。
2歳になると、「うんち=痛い」「うんち=怖い」というイメージを子どもが持つこともあります。
これには以下のような経験が関係します。
-
過去に硬い便で肛門が切れて痛かった
-
排便時に力んで泣いたことがある
-
大人が排便を急かしたり怒ってしまった
これらがトラウマとなってしまい、「出したいけど我慢する」→「便が硬くなる」→「さらに痛くなる」という悪循環に陥ってしまうのです。
便は“朝”に出やすいといわれていますが、就寝や起床、食事の時間がバラバラだと、腸内リズムも崩れやすくなります。
-
朝食を食べない
-
夜寝る時間が遅い
-
便意があってもトイレに行かせない
このような生活習慣の乱れも、便秘やコロコロうんちを引き起こす原因です。
2歳になると保育園などでも「そろそろトイトレを始めようかな」と考える時期になりますが、子どもにとってトイレトレーニングは大きなストレスになることもあります。
無理にトイレに座らせたり、「出ないの?」「早くして!」などと急かすことで、子どもが排便を嫌がり、うんちを我慢するようになるケースも。
排便の成功体験が少ないと、「うんち=失敗するもの」という意識が芽生えてしまい、トイレでの排便を避けるようになることがあります。
実は、2〜3歳頃は便秘になりやすい時期だといわれています。これは、消化器官がまだ完全には発達しておらず、腸の働きも未熟なためです。
加えて、遊びやおしゃべり、テレビなどに夢中になっていると、便意に気づいても我慢してしまうことがよくあります。
2歳のコロコロうんちは、ただの「個性」ではありません。食生活・水分・運動・ストレス・生活習慣といった、いくつもの要因が絡んで起きているのです。
特に毎日出ていても、
-
コロコロしていてスッキリしない
-
出すときに痛がる・泣く
-
お腹が張っている
といった様子が見られる場合は、見過ごさず早めに対策してあげることが大切です。
次の章では、そんなコロコロうんちを家庭で無理なく改善できる対処法や、効果的な食べ物について詳しくご紹介します。
2歳でうんちが硬くて出ないときのサインと対処法
「出そうなのに泣いて我慢してしまう」「いきんでいるのに全然出ない」――。
2歳頃の子どもに多いのが、「うんちが硬くてなかなか出せない」「出すときに痛くて泣く」というお悩みです。
このような状態が続くと、子どもが排便に対して“怖い・痛い”というイメージを持ってしまい、便意を我慢するようになってしまいます。
ここでは、子どもが硬いうんちを出せないときに見られるサインと、ご家庭でできる対処法をご紹介します。
まずは、子ども自身が「うんちが出にくい」「排便がつらい」と感じているときに見られる行動のサインを確認しましょう。
1. 排便時に泣く・叫ぶ
-
「いたい!」「出ない~!」と泣いて訴える
-
トイレやおむつ替え中に号泣する
これは、排便時に強い痛みを感じているサインです。過去に痛かった記憶が残っている場合もあります。
2. 排便を我慢するようなそぶりを見せる
-
足をクロスする、体をよじるなどして便意をこらえる
-
「トイレ行く?」と聞くと「いかない!」と拒否する
うんちを我慢すると便が腸に溜まり、ますます硬くなります。
3. うんちを出すのに時間がかかる
-
10分以上トイレやおむつの中で踏ん張っている
-
出たと思ったらほんの少しだけのコロコロ便
便が硬く、腸の動きが鈍っているサインです。
4. お尻や肛門を痛がる・血がついている
-
拭くと「いたい!」と嫌がる
-
便に血が混じっている(切れ痔の可能性)
肛門が切れてしまうことで痛みの記憶が残り、排便を避けるようになります。
では、こうした状況を改善するために、家庭でできる具体的な対策をご紹介します。
1. 痛みや恐怖の記憶をリセットしてあげる
まず大切なのは、子どもに「うんちは怖くないよ」と安心させることです。
-
排便後に「がんばったね!」とたくさん褒める
-
出なくても怒らない、焦らせない
-
トイレでは好きな音楽や絵本でリラックスさせる
過去にうんちで痛い思いをしている子ほど、精神的な安心が最優先です。
2. 「出したいタイミング」で出せるようにする
子どもが「うんち出そう…」と感じたタイミングでスムーズに排便できるような環境を作ることも大切です。
-
トイレはいつでも行けるように声かけをしておく
-
排便の時間を“ルーティン”化(例:朝ごはんのあとにトイレ)
-
おむつの場合は「出していいんだよ」とリラックスできる声かけを
また、踏ん張りやすいように足がしっかりつく踏み台などを使うのもおすすめです。
3. 肛門の負担を減らす工夫をする
便が硬いと、排便時に痛みを伴ってしまいます。肛門に優しいケアを心がけましょう。
-
入浴時にお尻を温めて緊張をほぐす
-
お尻を清潔に保ち、刺激を減らす
-
便に血が混じる場合は早めに医師に相談を
どうしても痛みが強い場合は、**小児用の浣腸や便軟化剤(医師処方)**が必要になることもあります。
4. 毎日の食事と水分で便を柔らかくする
「うんちが硬くて出ない」問題の根本的な解決には、腸の中でうんちをやわらかく保つことが大切です。
-
朝にコップ1杯の水を飲ませる
-
食事に野菜や海藻、果物を取り入れる
-
ヨーグルト、納豆、きなこなど腸内環境を整える食品を活用
特に水溶性食物繊維(バナナ、りんご、さつまいも、プルーンなど)は便を柔らかくする効果が期待できます。
5. 生活リズムを整える
意外と見落としがちなのが、起床・食事・排便の生活リズムの安定です。
-
朝は一定の時間に起こして日光を浴びる
-
朝食をしっかり摂って腸を刺激する
-
排便のタイミングを意識的に作る(食後など)
腸は自律神経の影響を受けるため、規則正しい生活は便秘対策の基本になります。
2歳の子どもが「うんちのときに泣く」「硬くて出せない」というのは、身体的にも精神的にも負担がかかっている証拠です。
すぐにできる対処法としては、
-
恐怖心を取り除く声かけや環境づくり
-
食事や水分で便を柔らかくする
-
規則正しい生活と排便タイムの習慣化
など、日常生活のちょっとした工夫がとても大切になります。
次の章では、コロコロうんちを改善するための【即効性のある食べ物】や【おすすめの食事の工夫】を紹介していきます。
子供のコロコロうんちを解消する食べ物とは?
2歳の子どもが毎日出ているのに「うんちがコロコロ」「硬くて痛がる」という場合、その原因の多くは食生活に隠れています。
特に「食物繊維不足」「水分不足」「腸内環境の乱れ」は便を硬くしやすく、結果的に排便時のトラブルを引き起こします。
この章では、子どもの便秘やコロコロうんちを解消するために役立つ食べ物を、即効性のあるもの・日常的に取り入れやすいものに分けてご紹介します。
便をやわらかく、出しやすくするために、水分を含んで腸内で膨らむ食物繊維を意識して取りましょう。以下は、特に効果が期待できる食材です。
1. プルーン
-
水溶性食物繊維が豊富で即効性◎
-
干しプルーンなら小さく刻んでヨーグルトに混ぜるのもおすすめ
-
食べすぎるとお腹がゆるくなることもあるので、1日1~2粒からスタート
2. バナナ
-
子どもが大好きな果物の代表
-
熟したバナナは特に水溶性食物繊維が多く、腸を整える効果も
-
朝食やおやつに最適。刻んでパンケーキやヨーグルトにも◎
3. さつまいも
-
食物繊維+天然の甘さで便通改善にピッタリ
-
蒸しておやつ代わりに、または味噌汁やカレーに加えるのも簡単
-
冷めると「レジスタントスターチ」が腸内環境を整える働きも
4. ヨーグルト
-
腸内の善玉菌を増やし、腸の動きを活発に
-
無糖のプレーンタイプにバナナやきな粉を加えるとさらに効果的
-
アレルギーがなければ「はちみつ」を少量プラス(※1歳以降)
5. 納豆
-
食物繊維・マグネシウム・発酵食品という便秘解消の三拍子
-
ごはんに混ぜるだけで手軽。苦手な子は「納豆ごはんおにぎり」もおすすめ
6. にんじん・かぼちゃ・大根
-
火を通してやわらかくし、食物繊維をしっかり補給
-
スープや煮物、味噌汁で摂りやすい
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食べやすい大きさに切ると食べる量も増える
7. 海藻類(わかめ・ひじきなど)
-
水溶性食物繊維が豊富で、便をふんわりさせる
-
炊き込みご飯やスープ、煮物に少しずつ加えると◎
毎日の食事に取り入れやすい、便秘対策レシピをご紹介します。
🥣朝食例:
「バナナ+ヨーグルト+きなこ」ボウル
・バナナ1/2本+プレーンヨーグルト+きなこ少々
・整腸作用&食物繊維たっぷりで、朝の腸を刺激!
🍚昼食例:
「ひじき入り納豆ごはん」
・納豆1パック+乾燥ひじき(戻して少量)+ごはん
・食物繊維+発酵食品のコンボで腸が元気に!
🍠おやつ例:
「さつまいものスティック焼き」
・スティック状に切ったさつまいもをオーブンまたはトースターで焼くだけ
・自然な甘みで子どもも喜ぶ、便秘解消おやつ
コロコロうんちを防ぐには、食物繊維だけでなく**「水分」も同時に摂ることが超重要**です。
食物繊維は水と一緒になることで便をやわらかくする働きをします。水分不足だと、逆に便が硬くなることも…。
子どもにおすすめの水分摂取法:
-
食事中にお茶やスープを必ずつける
-
朝起きたらコップ1杯の白湯や麦茶
-
こまめに「水分取ろうね」と声かけする
目安としては、2歳児で1日500〜700mlの水分補給が理想的です(食事に含まれる水分も含む)。
便を硬くしてしまう、避けたい食材もあります。
|
食材 |
理由 |
|---|---|
|
チーズ |
水分が少なく、腸内で固まりやすい |
|
揚げ物 |
消化に時間がかかり腸の動きを鈍らせる |
|
加工食品(ウインナー・カップ麺) |
食物繊維ゼロ+添加物が多く腸内環境を悪化させる |
|
白米やパンだけの食事 |
炭水化物ばかりで栄養が偏り、腸が働きにくくなる |
「食べてはいけない」わけではありませんが、便秘の時期は控えめにするか、野菜と組み合わせてバランスを取ることが大切です。
便秘は“食べるもの”で大きく変わります。
無理に食べさせるのではなく、子どもが自然と食べたくなるように見た目や味付けを工夫することがカギです。
-
食物繊維たっぷりのバナナ・さつまいも・プルーン
-
発酵食品で腸を整えるヨーグルト・納豆
-
水分をしっかり取って便をやわらかく
-
毎日の食事に少しずつ取り入れるだけでOK!
次の章では、「すぐに何とかしたい!」という時のための、即効性のある便秘解消法(マッサージ・生活リズム)をご紹介します。
すぐにできる!子供の便秘を即効で解消する方法
「うんちが出ない…でも、今すぐ何とかしてあげたい!」
2歳児が排便時に泣いてしまったり、お腹が張って不機嫌になったりすると、ママやパパも不安になりますよね。
ここでは、家庭で今すぐできる「即効性のある便秘対策」を、やさしく・効果的に実践できる方法に絞ってご紹介します。病院に行く前にできるケアとして、ぜひ試してみてください。
便秘時の定番対策といえば「のの字マッサージ」。
お腹にやさしく触れることで腸の動きを促し、便をスムーズに送り出せるようにします。
【やり方】
-
おへその周りを「の」の字を書くように、ゆっくりやさしく撫でる(時計回り)
-
手のひら全体でお腹を包み込むように
-
1セット1〜2分。入浴後や寝る前にやるのが効果的
※痛がるようであれば無理せず中止してください。
ポイント:
-
リラックスした状態で行うのが◎
-
できれば朝と夜に1日2回が理想
-
お腹が冷えているときは温めてから行うと効果UP!
体が冷えていると腸の動きも鈍くなります。「お腹を温める」ことはとても有効な即効ケアです。
方法:
-
お風呂にゆっくり浸かって体全体を温める(湯船は38〜40℃でOK)
-
お腹に湯たんぽや蒸しタオルをあてる
-
腹巻きでお腹を冷やさないようにする
効果:
-
血行が良くなり、腸のぜん動運動が促される
-
子どもがリラックスして、排便のスイッチが入りやすくなる
朝起きた直後の胃腸はとても敏感。そこに水や白湯を入れると腸が刺激され、排便反射が起こりやすくなります。
やり方:
-
起床後すぐに、常温の水またはぬるめの白湯をコップ1杯(100〜150ml)
-
飲んだ後は朝ごはんをしっかり食べるとより効果的!
注意点:
-
冷たい水は避け、常温〜人肌程度が理想
-
無理に飲ませず、少しずつ慣れさせる
子どもは便意を感じても遊びに夢中になってしまい、我慢しがちです。
だからこそ、意識的に“排便のタイミング”を作ってあげることが大切です。
方法:
-
毎朝、朝食後に「トイレタイム」を習慣づける
-
便意がなくても座るだけでOK。排便の姿勢に慣れさせる
-
トイレに好きな絵本やシールを置いて「楽しい空間」にする工夫も◎
効果:
-
同じ時間に腸が動くようになる=自然な排便リズムが作られる
-
トイレへの抵抗感がなくなる
意外かもしれませんが、下半身の動きは腸を刺激するスイッチになります。
遊びの中で取り入れられる運動:
-
スクワット遊び(親と一緒にかえるジャンプごっこ)
-
トランポリン(あれば便利)
-
かけっこ、ボール遊び、階段の上り下り
「ジャンプしよう!」と声かけするだけで、楽しく腸活になりますよ。
即効性を求めるなら、市販のベビー用浣腸(2g)を使うという手段もあります。
使用の注意点:
-
週に1〜2回までが目安。習慣化すると自力で出せなくなることも
-
子どもが怖がることがあるため、リラックスした状態で
-
市販薬を使う前にできれば小児科に相談を
「3日以上出ていない」「お腹がパンパン」「痛がって泣く」など明らかな便秘症状がある場合は、早めの受診が推奨されます。
以下のような症状がある場合は、自己判断せず小児科へ相談を。
|
状況 |
考えられる原因 |
|---|---|
|
1週間以上うんちが出ない |
慢性便秘の可能性 |
|
排便時に激しく泣く・血が出る |
肛門裂傷・切れ痔 |
|
食欲がない・元気がない |
腸閉塞など他の病気の疑い |
|
お腹が極端に膨れている |
腸内に大量の便が溜まっている |
便秘は放っておくと「出すのが怖い」「我慢する癖がつく」といった悪循環につながるため、「まだ様子見でいいかな…」と思わず早めの対処を。
便秘解消の即効ケアは、子どもにとって負担が少なく、楽しくできるものから始めるのがポイントです。
-
のの字マッサージやお腹の温めで腸を刺激
-
朝の白湯+トイレ習慣で排便リズムを作る
-
遊びの中に運動を取り入れて腸を活発に
-
どうしても出ないときは医師と相談して浣腸もOK
「すぐ出してあげたい!」という気持ちは子どもにも伝わります。やさしい声かけと、スキンシップの時間が、子どもの心と腸にしっかり届くことを忘れずに。
毎日うんちが出ていても安心できない?「隠れ便秘」に注意
「うちの子は毎日うんち出てるから、便秘じゃないはず…」
そう思っていませんか? 実は、「出ているように見えて、出しきれていない」タイプの便秘が2歳前後の子どもに多く見られます。これがいわゆる「隠れ便秘」です。
隠れ便秘とは、一見すると毎日排便があるように見えるものの、便が硬くて量が少なかったり、残便感があったりする状態を指します。
以下のような特徴が当てはまる場合、隠れ便秘の可能性があります。
隠れ便秘のサイン
-
うんちがコロコロと小さくて硬い(ウサギのような形状)
-
毎日出ているけど、量が極端に少ない
-
便が出た後も、しばらくしてからまた「うんち…」と訴える
-
便が残っている感じがするのか、機嫌が悪い
-
お腹が張っていてポッコリしている
-
便に少しだけ血が混じる(切れ痔のサイン)
特に、うんちの形・量・排便後の様子に注意することが大切です。
なぜ毎日出ているのに便秘になるの?
隠れ便秘は、以下のような理由で起こります。
便意の我慢グセがある
便意を感じても遊びに夢中だったり、過去の排便時の痛みがトラウマになっていて、完全に出しきれずに途中でやめてしまうことがあります。
排便のリズムが整っていない
毎日うんちが出ていても、タイミングがバラバラだと、腸内に便が常に残ってしまうことがあります。
腸の動きが鈍く、便が溜まりやすい
運動不足や水分不足、食物繊維の不足によって、便が腸内で停滞しがちになり、完全に出ないままになってしまうことも。
排便の頻度だけでなく、以下の点も合わせてチェックしてみてください。
|
チェックポイント |
観察のポイント |
|---|---|
|
便の形状 |
コロコロ・細くて固い・表面がひび割れている場合は要注意 |
|
排便の態度 |
いきみすぎる、時間がかかる、泣く・怖がる様子がある |
|
排便後の様子 |
「またうんち」と訴える・機嫌が悪くなる・お腹を触る |
|
食欲や元気 |
食が細い、すぐに疲れる、顔色が悪いなどがある場合 |
「ちゃんと出てるように見えても、実は出しきれていないかも?」と一歩踏み込んだ観察が、便秘の早期発見に繋がります。
隠れ便秘の子は、「自分が便秘だ」とも気づいていない場合が多く、自覚もなく我慢をしてしまうのが特徴です。
-
「すっきりしたね!」と出たことをポジティブに伝える
-
「出しやすい便」を作る食事・生活習慣を継続する
-
急がせず、出しきる時間を取ってあげる
といった親の声かけと関わり方で、子どもの排便習慣は徐々に整っていきます。
毎日うんちが出ていても、それが硬くて少量だったり、出しきれずに残っているようであれば“隠れ便秘”の可能性があります。
-
便の質(コロコロ・乾燥・少量)
-
排便中や後の様子(泣く・怒る・不快そう)
-
機嫌やお腹の張り
を総合的に見て、「本当に出しきれているか」を見極めることが大切です。
次の章では、子どもの便秘を予防するための“生活リズムの整え方”や“排便習慣の作り方”について詳しくご紹介します。
子供のうんち習慣を整える生活リズムの作り方
便秘を解消するためには、食べ物やマッサージだけでなく、毎日の生活リズムそのものを整えることがとても大切です。
特に2歳頃は、体内時計や生活習慣が整いはじめる時期でもあり、このタイミングで正しい排便リズムを作っておくと、将来にわたって健康的な「うんち習慣」を身につけやすくなります。
便意は朝に起きやすいといわれています。これは「起床 → 朝ごはん → 胃腸が動く → 便意を感じる」という“胃・結腸反射”が関係しています。
生活リズムを整えるためのポイント:
|
行動 |
理由 |
|---|---|
|
朝決まった時間に起きる |
体内時計を整え、腸のリズムを安定させる |
|
起きたらすぐ日光を浴びる |
メラトニンとセロトニンのバランスが整う |
|
朝食をしっかり食べる |
胃腸が刺激されて便意が起こりやすくなる |
|
朝食後にトイレタイムを取る |
毎日の“出す時間”を習慣化できる |
朝の過ごし方を意識するだけでも、便秘改善の第一歩になります。
2歳の子どもにとって、便意のコントロールはまだ難しいこともあります。
だからこそ、「出そう」と思ったときにトイレに行ける環境づくりと、「出やすい時間帯に習慣づける」ことが重要です。
こんな習慣を取り入れてみよう:
-
毎朝、朝食後に5〜10分だけトイレ or おまるに座る
-
絵本を読んだり、トイレ用のシールブックで楽しさを演出
-
うまく出なくても「トイレに座れたね」としっかり褒める
-
便意を我慢しないよう「いつでも言ってね」と声かけ
「出る・出ない」よりも、「排便を意識する・座る時間をつくる」ことが大切です。
睡眠不足や就寝時間が遅くなると、腸の動きや自律神経が乱れて便秘になりやすくなります。
良質な睡眠をとるために:
-
夜9時前には就寝できるように
-
寝る前はテレビ・スマホなどの刺激を避ける
-
寝る直前にお風呂に入るとリラックス効果◎
早寝早起きのリズムは、腸内環境を整えるだけでなく、排便習慣を安定させる“土台”になります。
生活リズムが整っても、うんちに対して「痛い・怖い」という気持ちがあると排便がうまくいかないことがあります。そんなときは、子どもの気持ちに寄り添った声かけがとても大切です。
おすすめの声かけ例:
-
「うんち、頑張ってるね。すごいね!」
-
「ちょっと出にくいときもあるよ、大丈夫だよ」
-
「出なくても座れたことがえらいね!」
うんちを出すことに“自信”を持たせてあげることが、便秘改善の大きな力になります。
便秘を根本から改善するには、毎日の生活の中に“うんち習慣”を自然に組み込むことが重要です。
-
規則正しい朝のルーティン
-
朝食後のトイレタイム
-
夜の十分な睡眠
-
便意を我慢しない環境づくり
-
子どもの気持ちへの寄り添い
これらを無理のない範囲でコツコツ続けることで、子どもの体も心も「排便のリズム」を覚えていきます。
次の章では、子どもの便秘がひどいときに「病院に相談すべきタイミング」について詳しく解説していきます。
病院に相談すべきタイミングとは?
2歳の便秘やコロコロうんちは、生活習慣や食事の見直しで改善することが多いですが、症状が長引いたり、子どもが苦しんでいるような様子が見られる場合は、迷わず小児科を受診することが大切です。
では、どのような状況で医師に相談すべきなのでしょうか?ここでは、「受診の目安」と「病院で行われる対応」について解説します。
以下の症状が1つでも当てはまる場合は、自己判断せず医師に相談しましょう。
✅受診を検討すべきサイン一覧:
|
症状・様子 |
考えられる原因 |
|---|---|
|
うんちが5日以上出ていない |
重度の便秘、腸の機能低下 |
|
排便のたびに激しく泣く・嫌がる |
切れ痔、排便恐怖症 |
|
便に血が混じる・お尻が切れている |
肛門裂傷、炎症 |
|
お腹がパンパンに張っている |
便の大量停滞、腸の動きの低下 |
|
浣腸をしても出ない・効果が薄い |
便が硬くなりすぎている可能性 |
|
機嫌が悪く、食欲もない |
便秘による全身の不調 |
|
水分も食事も摂りにくくなっている |
胃腸の不調、脱水リスク |
こうした症状が見られる場合は、子ども自身がかなりつらい状態になっているサインです。
小児科を受診すると、症状に応じて以下のような処置やアドバイスが行われます。
診察・検査
-
お腹の張り具合、腸の音の確認
-
必要に応じてレントゲンや腹部エコーなどで便のたまり具合を確認
治療・処方
-
小児用の便軟化剤(ラクツロースなど)を処方
-
浣腸(即効性のある処置)で排便を促す
-
重症例では座薬や内服薬による調整が行われることも
生活指導
-
食事内容の具体的な改善点
-
水分量の目安や補給方法
-
トイレ習慣の作り方についてのアドバイス
家庭では気づきにくい「排便のクセ」や「生活リズムの乱れ」についても、医師から客観的なアドバイスがもらえるのがメリットです。
市販の子ども用浣腸や便秘薬(イチジク浣腸ベビーなど)は、一時的な便秘には効果的ですが、連用すると“自力で排便する力”が弱まるリスクもあるため注意が必要です。
使用の注意点:
-
頻度は週1〜2回までを目安に
-
連続で使うのはNG。改善がなければ必ず受診を
-
初めて使う際や1歳以下の使用は必ず医師に相談
市販薬は「どうしても今すぐ出してあげたい」ときの緊急対応として使い、根本的な体質改善は日々のケアと医師の判断で進めるのが安心です。
便秘はつい「様子見」で済ませがちですが、子どもの体は大人よりも小さく、ほんの数日でもお腹の負担は大きくなります。
-
出ていても泣く・痛がる
-
お腹が苦しそう
-
食欲や元気が明らかにない
といった変化が見られたら、早めに小児科に相談を。
「早めに受診してよかった」と思える結果になることがほとんどです。
体験談|2歳児のコロコロうんち、こうやって改善しました!
「食事に気をつけてるのに全然改善しない…」
「何が正解かわからない…」
そんなふうに、2歳前後の“コロコロうんち問題”に悩むママ・パパはたくさんいます。
ここでは、実際に子どもの便秘と向き合ったご家庭のリアルな体験談や改善の工夫をいくつかご紹介します。
「うちの子は毎日出ていたけど、コロコロうんちで痛そうにしていて…。保育園の先生に“それも便秘ですよ”と言われてビックリしました。
朝ごはんにバナナとヨーグルトを混ぜたものを出すようにしたら、3日くらいで明らかにうんちが柔らかくなり、泣かずに出せるように!それ以来、朝は“うんちタイム”が習慣になりました。」
改善ポイント:
-
毎朝の“排便スイッチ”になる朝食
-
甘くて食べやすいバナナ+整腸作用のあるヨーグルトの組み合わせが◎
「2歳の娘がうんちを怖がって泣くようになり、完全に便意を我慢するように…。
お風呂で体を温めてから、お腹に“のの字マッサージ”をしたら、数日後には自然とトイレで出せるようになりました。お風呂=出す準備の時間って意識して続けたのが良かったのかも。」
改善ポイント:
-
入浴+マッサージで腸を物理的に刺激
-
出すタイミングを「お風呂上がり」などに決めることで習慣化へ
「うんちを怖がって全然トイレに座らなかった息子。焦って“早くして”って言ってたのが逆効果でした。
それからは、トイレにシール帳を置いて“出たら1枚貼れる”ごほうびシステムに変更。絵本も置いて、ちょっとした秘密基地みたいにしたら、毎日行くように!今では自分から“うんち出たよー!”と笑顔で報告してくれます。」
改善ポイント:
-
トイレをポジティブな場所に変える工夫
-
「できたね!」と褒めてあげることで子どもの自信に
「2歳の息子が3日間うんちが出なくて、浣腸も効かず…。夜中にお腹が痛いと泣き出し、小児科を受診しました。
便を柔らかくするシロップ(ラクツロース)を処方され、数時間後に大量のうんちが!
それをきっかけに“出せる”という感覚が戻ってきたのか、今では自然に毎日出るようになりました。」
改善ポイント:
-
自宅ケアに限界を感じたら迷わず受診
-
医師の判断で薬の力を借りるのも大切な選択肢
どの体験談にも共通しているのは、「子どもに安心感を与えること」が改善の第一歩だったという点です。
-
出なくても怒らず、焦らない
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成功したらたくさん褒める
-
「出すこと=気持ちいい・楽しい」と感じさせる環境づくり
コロコロうんちは体の問題だけでなく、「心の緊張」も大きく影響しています。だからこそ、ママ・パパの“見守る姿勢”や“あたたかい声かけ”が、いちばんの薬になるのです。
この記事のまとめ|2歳のコロコロうんちはすぐに対策を
2歳前後の子どもは、心も体も大きく成長する一方で、「うんちが出にくい」「コロコロして痛がる」といった排便トラブルに悩まされやすい時期です。
とくにコロコロうんちや排便時の涙・拒否反応は、体からの“便秘サイン”かもしれません。
原因は、食物繊維や水分の不足、生活リズムの乱れ、排便への不安など、さまざまです。
しかし、小さな習慣の積み重ねで、子どものうんち習慣は着実に変えていくことができます。
本記事で紹介した内容をもう一度まとめます。
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朝ごはん後にトイレタイムをつくる
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バナナ・ヨーグルト・さつまいもなどの便秘改善食材を取り入れる
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お腹の「のの字マッサージ」や体を温める習慣をつける
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無理に出させようとせず、リラックスした雰囲気づくりを心がける
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泣く・痛がる・数日出ない場合は、早めに小児科へ相談
子どもが毎日気持ちよくうんちが出せることは、健康の第一歩。
ママ・パパのあたたかなサポートが、子どもの体調も心もぐんとラクにしてくれます。
焦らず、ゆっくり。できることから始めて、2歳の便秘を卒業しましょう!
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