たらの離乳食は中期が最適？基本と安全な始め方ガイド

離乳食が中期（生後7〜8ヶ月）に入り、いよいよたんぱく源の幅を広げたい時期。「白身魚はたらが良いって聞くけれど、下ごしらえが難しそう…」「骨や臭いも心配」「茹で時間や冷凍の仕方も知りたい」そんな不安を抱えるママ・パパは多いはずです。

たらはアレルギーが少なく、中期に取り入れやすい食材ですが、下処理や加熱のコツを知らないとパサついたり食べにくくなったりしがち。

特に初めて魚を使う方にとっては、骨の取り方・レンジ調理の時間・冷凍保存の方法など、気になるポイントがたくさんありますよね。

この記事では、たらの離乳食中期にぴったりな下ごしらえから茹で時間、電子レンジの使い方、冷凍保存のコツ、さらに初期〜後期までの進め方まで、まるごと分かりやすく解説します。

忙しい毎日でも安心して使える簡単レシピも紹介しますので、今日から負担なく「たらデビュー」ができますよ。

赤ちゃんが食べやすいふわふわのたら料理で、食事の楽しみをさらに広げていきましょう。

たらの離乳食は中期が最適？基本と安全な始め方ガイド

たらはクセがなく消化しやすい白身魚で、離乳食で最も取り入れやすい食材のひとつです。

特に離乳食中期（生後7〜8ヶ月）は、そろそろたんぱく質の種類を増やしていきたい時期。そんな中、初めてのお魚として「たらを使いたい」というママ・パパはとても多いです。しかし同時に、「骨が多くて不安」「下処理がうまくできるか心配」「どのくらい茹でればいいの？」などの悩みも尽きません。

実はたらは、正しく下ごしらえすればとても扱いやすい食材。

アレルギーリスクが低く、味にクセがないため赤ちゃんが受け入れやすいのが特徴です。

加えて、柔らかい身質なので中期の“ごっくん→もぐもぐ”の移行にぴったり。

繊維が細かいので、ほぐしやすく、中期で推奨される「小さなほぐし身」が作りやすいのも大きなメリットです。

ただし、離乳食に使うたらには注意点もあります。

まず、塩分が強い「塩タラ」は赤ちゃんには不向き。必ず「生たら」または「骨取りの無塩タラ」を選ぶことが大切です。

また、たらには細かい骨が残りやすいため、骨抜き済みの商品を買っても念入りにチェックする必要があります。

特に中期は食べる量が増えるため、小さな骨が紛れていると誤嚥につながることも。

下処理で「皮を取り除き、骨を指でなぞって確認する」というひと手間が非常に重要です。

次に、調理で気をつけたいのが「加熱のしすぎ」。

たらは水分が抜けやすく、茹ですぎると身がパサパサになってしまいます。

中期の赤ちゃんはまだ飲み込みが未熟なため、パサついた身は食べにくく、むせる原因にも。

茹で時間の目安は3〜5分ほどで、白く火が通ったらOKです。

だしで茹でたり、少量の水を加えて軽く蒸すように加熱したりすると、ふわっと柔らかい仕上がりになります。

さらに、忙しいママ・パパにとって便利なのが「レンジ調理」と「冷凍保存」。たらは電子レンジでも短時間で火が通り、パサつきにくいという大きなメリットがあります。

下処理を済ませてから小さく切り、ラップをふんわりかけて加熱するだけで、中期の赤ちゃん向けの柔らかいほぐし身が簡単に完成します。また、下茹でしたたらを小分けにして冷凍しておけば、毎日の離乳食作りがぐっとラクに。

おかゆや野菜ペーストに混ぜるだけで栄養バランスのよい1品がすぐ用意できます。

このように、たらは中期から使いやすいだけでなく、初期〜後期まで万能に活躍する非常に優秀な食材です。

この記事では、中期に必要な下ごしらえ・茹で時間・レンジ調理・冷凍のコツを中心に、月齢別の使い分けや簡単レシピまで詳しく解説していきます。

今日から安心して「たらデビュー」できるよう、分かりやすく丁寧にお伝えしますね。

たらの離乳食はいつから？初期・中期・後期の違い

たらは離乳食でよく使われる食材ですが、月齢によって使い方や形状を変える必要があります。

「初期から使えるの？」「中期ではどんな形がいい？」「後期はどこまで形を残して大丈夫？」と悩むママ・パパも多いはずです。

ここでは、初期・中期・後期の違いをしっかり押さえながら、たらの安全な進め方を解説します。

初期（生後5〜6ヶ月）：なめらかペーストでほんの少量から

離乳食初期は、赤ちゃんが“食べ物”に慣れる大切な時期。たらのような白身魚は消化に優しいため、この頃から取り入れやすい食材のひとつです。

ただし、初期では 完全にペースト状 にする必要があります。舌で押しつぶせる柔らかさではなく、“噛まずに飲み込めるほどなめらか” が目安です。

初期にたらを与えるときのポイントは次の通りです。

• 最初は小さじ1/2〜1 程度から

• 初日はひと口だけにして、体調を見ながら

• 必ずしっかり加熱して完全に火を通す

• 骨・皮は徹底的に除去

• だしでのばすと食べやすい

初期は量がとても少なく、味付けももちろん不要。具材としての存在感をなくすくらい細かくすることが大切です。また、万が一アレルギーが出た時のために、初めての魚は午前中に 食べさせると安心です。

中期（生後7〜8ヶ月）：細かいほぐし身でOK

離乳食中期は、舌から“もぐもぐ”期へ移行するタイミング。

たらの使いやすさがぐんと増し、本格的に魚に慣れるチャンスです。この頃になると、滑らかなペーストではなく、小さなほぐし身 にして与えることができます。

中期の特徴・ポイントは以下の通りです。

• 固さは「柔らかくゆでた豆腐」くらい

• 2〜3mmほどの細かいほぐし身

• 量は 1回あたり10〜15g程度 が目安

• おかゆ・スープ・野菜と混ぜて風味付けに最適

• パサついた場合はだしか湯冷ましで調整

たらは繊維が細くほぐれやすいので、この時期の赤ちゃんでも食べやすいのが嬉しいポイントです。

また、臭みも少なく野菜や豆腐との相性が良いため、「苦手な野菜を食べやすくする補助食材」としても活躍します。

ただし、油断は禁物。たらは火を通しすぎるとパサパサになり、むせやすくなることもあります。中期はまだ咀嚼が未発達なので、水分を含ませてふんわり仕上げる ことが大切です。

後期（生後9〜11ヶ月）：粗みじん〜小さな角切りへ

離乳食後期になると、赤ちゃんは指先を使って食べ物をつかむ「手づかみ食べ」が盛んになります。

たらは柔らかくほぐれやすいので、後期の食べ方にもぴったりの食材。形状は 粗みじん または 5mm程度の小さな角切り まで進めることができます。

後期でのポイントはこちらです。

• 形を少し残して「噛む練習」を促す

• 量の目安は 15〜20g程度

• 魚の旨味を感じやすくなる

• 手づかみ用のおやき・つみれなど応用レシピが増える

後期は調味料も「ごく薄い味」ならごく少量使えますが、基本は 無味がベース。

旨味の強いだし（昆布・かつお・野菜だし）を活用すると、たらの風味も引き立ち、食べやすくなります。

初期 → 中期 → 後期の進め方は“ゆっくり・段階的”が安心

たらはどの月齢でも使いやすい優秀食材ですが、赤ちゃんの食べる力に合わせた 形状のレベルアップ が不可欠です。

• 初期：とにかく“なめらか”

• 中期：細かくほぐす

• 後期：少し大きめで噛む練習

この順序で無理なくステップアップすれば、たらは赤ちゃんにとって「食べやすくておいしいたんぱく質」になります。

たらの離乳食中期に必要な「下ごしらえ・下処理」完全ガイド

たらを離乳食中期に取り入れる際にもっとも大切なのが「下ごしらえ（下処理）」。

大人が食べるときは多少の骨や臭みは気にならなくても、赤ちゃんにとっては誤嚥（ごえん）やむせの原因になるため、丁寧な下処理が欠かせません。

ここでは、初めての方でも迷わないように、購入時の選び方から安全な下処理の手順まで、わかりやすく解説します。

まずは購入時に気を付けたいポイント

離乳食に使うたらを選ぶときは、次のポイントを意識しましょう。

① 「生たら」または「骨取り済み」を選ぶ

離乳食では 塩タラ（塩だら） は絶対に避けます。塩分が多く、赤ちゃんには不向きです。

スーパーで選ぶなら

• 骨取り済みの切り身

• 無塩タイプ

• 生鮮コーナーの新鮮なもの

が安心です。

② 皮はできるだけないものを

皮付きでも調理できますが、赤ちゃん向けには皮を取り除く必要があります。皮なしのものが便利です。

③ 生臭さが強いものは避ける

鮮度の落ちたたらは臭みが強く、赤ちゃんが嫌がることも。透明感があり、色が白くきれいなものを選びましょう。

下処理の基本ステップ（初心者向けに超わかりやすく）

離乳食に使うたらの下処理は、次の3ステップでOKです。

STEP1｜皮を取る（皮付きの場合）

皮は硬く弾力があり、赤ちゃんの喉に引っかかりやすいため、必ず除去します。

キッチンペーパーで身を押さえながら、皮をゆっくり引っ張るときれいに取れます。

STEP2｜骨を必ず指で確認して取り除く

たらには細い小骨が残りやすく、「骨取り済み」の表記があっても100％取り切れているとは限りません。

中期の赤ちゃんはまだ咀嚼力が弱く、骨が残ると非常に危険なので、指でなぞって骨を“探す・取る” ことが必須です。

• 骨がある部分を指で触ると“硬い感触”がある

• ピンセット（骨抜き）でつまみ取ると簡単

• 真ん中のライン（腹骨付近）を念入りにチェック

このステップが最重要です。

STEP3｜湯通しまたは下ゆでで臭みを取る

たらは臭みが出やすいため、下茹で（または湯通し）をすることで、離乳食に向いたやさしい風味になります。

方法はとても簡単です。

湯通しのやり方

1. たらを食べやすい大きさに切る

2. 沸騰直前のお湯に入れる

3. 10〜20秒ほどさっと湯にくぐらせる

4. ザルにあげる

これは臭み抜きが目的なので、火を通しすぎないよう注意。

●下ゆでのやり方

1. たらを一口大に切る

2. 水（または昆布だし）を沸騰させる

3. たらを入れて 3〜5分 茹でる

4. 白くなって火が通ったらOK

下ゆでしておけば、後でほぐすのがラクになるので中期には特におすすめです。

中期向けの“ほぐし方”のポイント

下処理ができたら、最後は中期向けの「ほぐし身」にします。

ポイントはこちら：

• 指で軽く押すと簡単に崩れる柔らかさが理想

• 2〜3mmほどの細かさにほぐす

• パサつく場合は“だし”や“野菜スープ”を加えて調整

• 一部大きな塊が残らないように均一に

中期は“ごっくん→もぐもぐ期”に入る大切な時期なので、いきなり大きい身やパサパサの魚だとむせやすいため注意しましょう。

忙しいママ・パパ向け：事前に下処理しておくと超ラク

家事と育児で時間のないママ・パパにおすすめなのが、まとめて下処理して冷凍しておく方法。

• 皮・骨を取る

• 下ゆでする

• 細かくほぐす

• 小分けにして冷凍

この4ステップで、毎日の離乳食作りが格段にラクになります。

おかゆ・野菜ペースト・スープに入れるだけで、十分な栄養をプラスできる万能素材に。

下処理を丁寧に行うことで“中期でも安全に食べられる”

たらは柔らかく優しい味の白身魚ですが、皮・骨・臭みといった下処理を怠ると、赤ちゃんにとって食べにくいだけでなく危険も伴います。

正しい手順でしっかり下処理をすることで、安心して中期の赤ちゃんにたらを取り入れることができます。

たらを茹でる時間は？中期向けの加熱時間・注意点

離乳食中期にたらを使うときに多くのママ・パパが悩むのが、「どれくらい茹でればいいの？」「茹ですぎてパサパサになる…」という加熱の問題です。

たらは火が通りやすい一方、加熱しすぎると急に水分が抜けてしまい、赤ちゃんにとっては飲み込みにくい状態になりがち。中期の赤ちゃんが安全に、かつ食べやすくたらを食べられるように、適切な茹で時間と仕上げのコツを詳しく見ていきましょう。

基本の茹で時間は「3〜5分」が目安

たらの火の通りはとても早く、特に小さく切った状態なら短時間で十分です。

中期の赤ちゃん向けに最適な茹で時間は3〜5分。

• 1〜2cmほどの大きさのたら → 3〜4分

• もう少し厚みのある切り身 → 5分前後

火が通った状態は、

✓ 中まで白くなって透明感が消える

✓ フォークで軽く押すと簡単にほぐれる

この2点を確認すれば問題ありません。

“茹ですぎ注意”の理由：パサつきはむせやすさに直結

たらは水分を多く含んだ白身魚なので、加熱しすぎると急速にパサつきます。

中期の赤ちゃんはまだ舌と顎の動きが発達途中のため、水分の少ない食材だと飲み込みにくく、喉につかえたりむせる原因になることも。

パサつきを防ぐためにも、

• 茹でた後はすぐに湯から上げる

• 身をほぐして水分を含ませる

• おかゆ・野菜スープ・だしと混ぜる

といった工夫が大切です。

湯ではなく “だし” で茹でるとパサつき防止＆風味アップ

「たらってどうしてもパサつきやすい…」という悩みを持つママ・パパにおすすめなのが、だしで茹でる方法。

中期の赤ちゃんに使いやすいだしは次の通り。

• 昆布だし

• 野菜だし

• 麦茶（無糖）

特に昆布だしはうま味成分が強く、たらの自然な甘みも引き立ててくれます。

また、水よりもだしで茹でるほうが、たらの身がふっくら仕上がるため、中期の赤ちゃん向けには非常に相性が良い方法です。

中期に適した茹で方：やさしく・短時間で火を通す

ここでは、失敗しない「中期向けの基本のゆで方」を紹介します。

1. たらを1〜2cm角に切る

2. 水または昆布だしを沸騰させる

3. たらを入れ、弱めの中火で3〜5分茹でる

4. 白く火が通ったらすぐ取り出す

5. フォークや指で細かくほぐす（2〜3mm程度）

ポイントは「グラグラ強火で長く煮ないこと」。

煮崩れやパサつきが出やすくなります。

むせやすい赤ちゃん向け：とろみを加えると飲み込みがラクに

茹でたたらを食べさせるとき、もし赤ちゃんがむせやすい場合は、とろみづけ が非常に役立ちます。

• 野菜のとろみ（すりおろしたじゃがいも・かぼちゃ・にんじん）

• だし＋片栗粉のとろみ

少しとろみがあるだけで、たらのパサつきが抑えられ、口の中でまとまりやすくなります。

茹でたあとの保存のコツ：冷凍前にしっかり“ほぐす”

茹でたたらを保存する場合は、冷凍前に必ず細かくほぐしておくことが重要です。

• 冷凍したまま大きな塊だと解凍に時間がかかる

• 中まで火が通りにくく不均一になる

• 小分けしておけば毎回使いやすい

ほぐし身を小さじ1ずつ製氷皿に入れて冷凍する方法が特におすすめ。

必要な分だけ解凍でき、離乳食作りがぐっと時短できます。

茹でた後の活用例：おかゆ・スープ・和え物に万能

茹でたたらは、どのメニューにも使いやすい万能食材。

• おかゆに混ぜてたんぱく質アップ

• 野菜スープに入れて風味付け

• じゃがいも・豆腐と和えてふわふわ食感に

• とろみスープにして飲み込みをサポート

味が淡泊なので、どんな食材とも合わせやすいのが魅力です。

正しい茹で時間と水分調整が、中期の“食べやすさ”を左右する

たらは茹で時間が短くて済む反面、火の通し方によって食べやすさが大きく変わります。

中期の赤ちゃんには「短時間でふんわり」「水分しっかり」の調理がポイント。

適切に茹でれば、栄養豊富で食べやすいたらは離乳食の強い味方になってくれます。

たらの離乳食をレンジで簡単調理！時短レシピ

離乳食中期に入ると、毎日の食事作りがますます大変になりますよね。「できれば洗い物を減らして、短時間で調理したい…」そんなママ・パパにぴったりなのが、電子レンジを使った“たらの時短調理”です。

たらは火の通りが早く、レンジ加熱でもふっくら仕上がりやすいため、忙しい日には特に大活躍します。

ここでは、レンジで失敗しない加熱のコツと、中期の赤ちゃんにちょうどいい簡単レシピを紹介します。

レンジ調理の大きなメリット

電子レンジを使う最大のメリットは、“短時間で中まで均一に火が通る”こと。

• 鍋を使わないから片付けがラク

• 加熱時間が短い

• ふっくらジューシーに仕上がる

• 冷凍のままでも調理しやすい

• 少量調理に向いている

離乳食中期では、まだ一度に大量の量を使わない時期なので、レンジ調理の手軽さは大きな魅力です。

中期向け：レンジ加熱の基本ルール

レンジ加熱は便利ですが、火の通りが「早い」ため、正しい加熱方法を知らないと加熱ムラやパサつきの原因になります。

次のポイントを押さえておけば失敗しません。

① 小さく切る（1〜2cm）

大きすぎると中まで火が通りづらいため、あらかじめ小さめに切るのがポイント。

② ラップは“ふんわり”

密閉すると蒸気が逃げず、魚の臭みが強くなります。ふんわりかけるとふっくら加熱できます。

③ 加熱は短め＆様子を見ながら

500Wなら40〜60秒がまず基準。

様子を見て、足りなければ10秒ずつ追加すると過加熱を防げます。

④ 水分を少し足すとパサつき防止

• 水

• だし（昆布・野菜）

• 湯冷まし

これを少量（小さじ1〜2）加えて加熱すると、しっとりした仕上がりになります。

レンジを使った基本の“たらのほぐし身”の作り方

ここでは、最もシンプルで使い回しの効くレシピを紹介します。

【材料】

• たら（皮・骨なし）…1切れ

• 水またはだし…小さじ1〜2

【作り方】

1. たらを1〜2cm角に切る

2. 耐熱皿に入れ、水（またはだし）を加える

3. ふんわりラップをして、500Wで40〜60秒加熱

4. 火の通りが弱ければ10秒ずつ追加

5. フォークで2〜3mmのほぐし身にする（中期向け）

これだけで、ふわふわで臭みの少ない“たらのほぐし身”が完成します。

冷凍したたらもレンジで調理OK

冷凍したたらのほぐし身や切り身も、レンジ調理ならすぐ使えるのが便利です。

• 冷凍したまま耐熱皿へ

• 水分を小さじ1加える

• 500Wで50〜70秒加熱

• 途中で一度ほぐして様子を見る

冷凍のまま加熱する場合も、加熱ムラを防ぐため“短時間ずつ追加加熱”が大切です。

レンジで簡単！中期向けたらレシピ3選

① たらと野菜のとろとろレンジ煮

【材料】

• たらほぐし身…大さじ1

• にんじん・じゃがいも…各大さじ1（柔らかくゆでておく）

• だし…大さじ2

【作り方】

1. 耐熱容器に材料をすべて入れる

2. ラップをふんわりかけ、500Wで40秒加熱

3. 混ぜて、とろみが足りなければ追加で10秒

野菜の自然な甘みで食べやすく、中期にぴったりのとろとろメニューです。

② たら入りおかゆのレンジ仕上げ

【材料】

• 7倍がゆ…50g

• たらのほぐし身…大さじ1

【作り方】

1. おかゆとたらを耐熱容器に入れる

2. 軽く混ぜる

3. 500Wで30〜40秒温める

たらの旨味がおかゆに広がり、食べやすくて栄養バランスも良い一皿に。

③ たらの豆腐あんかけ

【材料】

• たらほぐし身…大さじ1

• 絹ごし豆腐…30g

• 野菜スープ…大さじ2

• 片栗粉（水で溶く）…少量

【作り方】

1. 耐熱容器に豆腐・スープ・たらを入れて混ぜる

2. 500Wで40秒加熱

3. とろみが必要なら片栗粉を加えて10秒追加

とろみで飲み込みやすく、中期の“もぐもぐ練習”にも最適です。

レンジは“少量調理の味方”！忙しい日こそ活用しよう

電子レンジは短時間でふんわり火が通るため、たらのような白身魚との相性抜群。

下処理さえ済ませておけば、あとはレンジで数十秒で完成します。

鍋を使わず、洗い物を減らせるのも大きなメリットです。

たらは冷凍してもOK？中期向けの保存方法と日持ち

離乳食中期になると、「毎回たらを下処理するのが大変」「少量ずつ使うから余ってしまう」という悩みを持つママ・パパはとても多いです。そんなとき役立つのが 冷凍保存。

たらは冷凍しても品質が落ちにくく、離乳食との相性も良い食材です。ただし、赤ちゃんに安心して使うためには、正しい冷凍方法と日持ちのルールを知っておくことが大切です。

ここでは、安全かつ便利に使える「たらの冷凍保存のコツ」をわかりやすく解説します。

たらは冷凍OK！むしろ“冷凍向き”の白身魚

たらは水分が多く柔らかい白身魚なので、冷凍しても劣化しにくい のが特徴です。

離乳食では一度の使用量が少ないため、使う分だけ解凍できる冷凍保存は非常に便利。

特に離乳食中期では、おかゆ・野菜・スープなどいろいろな料理に混ぜて使うため、冷凍しておくと毎日の調理が圧倒的にラクになります。

冷凍前に必ず“下処理＆加熱”しておくことが大切

生のまま冷凍する方法もありますが、離乳食では 必ず加熱してから冷凍 するのが安全です。

理由は次の通り：

• 気になる臭みを取り除ける

• 骨の取り残しを防げる

• 解凍後にすぐ使える

• 火の通りムラを防げる

中期の赤ちゃんに使うたらは、

下処理（皮・骨除去） → 下ゆで → ほぐす → 冷凍

この手順で冷凍すると、扱いやすく衛生的です。

中期向けのたらの冷凍方法（詳しい手順）

STEP1｜たらを下ゆでする

3〜5分、白くなるまで茹でる。

※パサつき防止のため、昆布だしで茹でるのもおすすめ。

STEP2｜指で細かくほぐす（2〜3mm）

中期の赤ちゃんが食べやすい大きさにする。

この段階で大きさを整えておくと、解凍後の時短につながります。

STEP3｜小分けにして冷凍

おすすめは次の2つの方法：

• 製氷皿に小さじ1ずつ入れて凍らせる

• ラップで薄く平らに包んで冷凍（割って使える）

どちらも必要な分だけ取り出せて便利です。

STEP4｜密閉袋に入れて保存

凍ったあとジッパー袋に移すと、匂い移りや乾燥を防げます。

冷凍したたらの日持ちはどれくらい？

離乳食用の食品は衛生面から長期保存はしない方が安全です。

日持ちの目安：

• 冷凍：1週間〜10日

• 冷蔵：24時間以内

大人向けの料理では冷凍1ヶ月可能でも、赤ちゃんは消化機能が未熟なため、なるべく新鮮なうちに使い切りましょう。

冷凍したたらの解凍方法

冷凍したままでも、少量ならレンジで簡単に解凍できます。

① 電子レンジで解凍

• 耐熱容器に入れる

• 水またはだしを小さじ1加える

• 500Wで20〜30秒

• ほぐしながら追加で10秒ずつ

加熱ムラを防ぐため、短時間ずつ追加加熱するのがポイント。

② だしやスープに直接入れる

• 野菜スープ

• おかゆ

• ポタージュ

これらにそのまま入れて温めるだけでOK。

自然に解凍され、たらの旨味がスープに溶け込みます。

冷凍すると臭いが気になる？その対処法

冷凍中に臭いが出る場合は次の対策が効果的です。

• 冷凍前に“湯通し”して臭みを抑える

• できるだけ早く冷凍する（菌の増殖を防ぐ）

• だしと混ぜて冷凍すると風味が安定

• 密閉袋を二重にする

たら自体に臭いが強い場合は鮮度が落ちている可能性もあります。

購入時の段階で“透明感のある白色”のものを選ぶことが大切です。

忙しい日こそ“たらの冷凍作り置き”が救世主

中期の離乳食は毎日3食に増える子も多く、調理の負担はぐっと増えます。

そんなとき、冷凍庫に“たらのほぐし身ストック”があるだけで…

• おかゆに混ぜる

• スープに入れる

• 野菜ペーストに合わせる

など、即アレンジできて時短につながります。

栄養バランスも整いやすく、毎日の食事作りがぐっとラクに。

【月齢別】たらの離乳食の固さ・形状・量の目安一覧

たらは離乳食初期・中期・後期と、どの月齢でも使いやすい優秀な白身魚ですが、月齢によって「固さ」「大きさ」「量」の基準が変わります。

赤ちゃんの咀嚼力や飲み込みの発達に合わせて段階的にレベルアップしていくことで、安全に、そしておいしく食べられるようになります。

ここでは、初期・中期・後期の月齢別に、たらの最適な形状と量の目安を詳しくまとめます。迷いやすい部分を一度に把握できるので、たらデビューの不安もぐっと解消できます。

初期（生後5〜6ヶ月）：なめらかペースト状

固さの目安:

・“舌でつぶせる”よりさらに柔らかい、完全ななめらかペースト

・ヨーグルトよりも少し柔らかい程度

形状:

・ブレンダー・すり鉢などでしっかり裏ごし

・繊維を残さず滑らかに

量の目安:

・最初は 小さじ1/2〜1（2〜5g）

・慣れても1食あたり 5g程度

ポイント:

・初日はひとさじだけ

・アレルギーが少ないとはいえ、午前中に与えると安心

・だしで伸ばすと食べやすくなる

中期（生後7〜8ヶ月）：細かいほぐし身

固さの目安:

・柔らかく茹でた豆腐くらいの柔らかさ

・指で押すと簡単につぶれる

形状:

・2〜3mmほどの細かいほぐし身

・おかゆや野菜に混ぜやすい大きさ

量の目安:

・1回あたり 10〜15g

・たんぱく質として適量

ポイント:

・パサつく場合は、だしや野菜スープを少し加えて調整

・おかゆ、ポタージュ、野菜煮など、汁気のある料理と相性抜群

・食べづらそうなときは軽くとろみをつけると飲み込みやすい

 後期（生後9〜11ヶ月）：粗みじん〜小さな角切り

固さの目安:

・指で簡単につぶせるが、形が少し残る程度

・弾力は弱めで、赤ちゃんが噛む練習ができる固さ

形状:

・5mm程度の小さな角切りまたは粗みじん

・手づかみ食べにも使いやすい

量の目安:

・1回あたり 15〜20g

ポイント:

・おやき・つみれ・小さなお好み焼きなど、“手づかみ食べ”に応用できる

・味付けはまだ不要だが、薄味でほんの少しの風味付けならOK

・野菜や豆腐と混ぜてボリュームアップしやすい

 完了期（1歳前後）：やわらかくすれば大きめでもOK

※今回のキーワードには含まれていませんが、補足として役立つ内容です。

形状:

・8mm〜1cmのやわらかい角切り

・手づかみ・スプーン食べの練習として好適

量:

・1回あたり20g前後

白身魚（カレイ・ヒラメ）との比較

たらと同じく離乳食でよく使われる白身魚として、カレイやヒラメがあります。

特徴比較：

たらは身が柔らかくほぐれやすいので、離乳食中期の“ほぐし身デビュー”に最適です。

月齢に合った形状にすることが「安全」と「食べやすさ」の鍵

たらはどんな月齢でも与えられる万能な食材ですが、形と固さを適切に変えていくことが重要です。

• 初期：とにかくなめらか

• 中期：細かくほぐす

• 後期：粗みじん〜小さめの角切り

• 完了期：少し大きめもOK

この段階的なステップを踏むことで、赤ちゃんは無理なく食事の練習ができ、飲み込みのトラブルも防止できます。

たらを使った離乳食中期レシピ7選

たらはクセが少なく、どんな食材とも合わせやすい万能な白身魚。

特に離乳食中期（生後7〜8ヶ月）は、ほぐし身にするだけでさまざまな料理にアレンジでき、たんぱく質補給に大活躍します。

ここでは、忙しい日でも作りやすく、赤ちゃんが食べやすい“とろとろ・ふわふわ食感”の中期向けレシピを7つ紹介します。

すべてパサつきにくく、野菜や炭水化物と組み合わせた栄養バランスのよいメニューです。

① たらの野菜とろとろ煮

たらの旨味と野菜の甘みが合わさり、中期の赤ちゃんにぴったりのやさしい味の一品。

材料（1食分）

• たらほぐし身 … 大さじ1

• にんじん … 大さじ1（下ゆで済み）

• じゃがいも … 大さじ1（下ゆで済み）

• だし … 大さじ3

作り方

1. 材料をすべて鍋に入れる

2. 弱火で1〜2分煮てとろみをつける

3. 食べやすい温度に冷まして完成

ポイント

にんじんやじゃがいもの自然なとろみにより、むせにくく飲み込みやすい仕上がりになります。

② たら入り豆腐とろとろあえ

たらのパサつきを防ぎながら、タンパク質をしっかり摂れる組み合わせ。

材料

• たらほぐし身 … 大さじ1

• 絹ごし豆腐 … 20〜30g

• 野菜スープ … 大さじ1〜2

作り方

1. 豆腐をスプーンでつぶして滑らかにする

2. たらほぐし身とスープを加えて混ぜる

3. 必要に応じてレンジで20〜30秒温める

ポイント

豆腐の水分でたらがふんわりまとまり、パサつきが苦手な赤ちゃんにもおすすめ。

③ たらのおかゆ（7倍〜5倍がゆアレンジOK）

胃腸に優しく、魚初チャレンジの日にも安心な定番メニュー。

材料

• 7倍がゆ … 50g

• たらほぐし身 … 大さじ1

作り方

1. おかゆにたらを混ぜる

2. 弱火でひと煮立ち

3. 水分量を調整し、好みの固さで仕上げる

ポイント

おかゆが魚の風味を和らげ、初めて魚を食べる赤ちゃんでも受け入れやすい味に。

④ たらとにんじんのポタージュ風

野菜とたらの旨味が溶け合わせる、飲み込みサポートにも最適な一皿。

材料

• たらほぐし身 … 大さじ1

• にんじんペースト … 大さじ2

• 野菜スープ … 適量

作り方

1. 全ての材料を鍋に入れて弱火で加熱

2. とろみが出るまで混ぜながら温める

3. スープで好みのかたさに調整

ポイント

お湯でなく“だし”を使うと風味がアップし、食欲を促します。

⑤ たらのじゃがいもおやき（手づかみ前の練習に）

まだ手づかみが難しい中期後半の練習用。取りやすく、口の中でホロッとほどける柔らかさ。

材料

• たらほぐし身 … 大さじ1

• ゆでたじゃがいも … 大さじ2

• 少量の片栗粉

• 野菜スープ … 小さじ1

作り方

1. 材料を混ぜて小判形にする

2. フライパンに薄く水を敷き“蒸し焼き”で1〜2分

3. 裏返してさらに1分加熱

ポイント

油は使わず、必ず水かだしで“蒸す”ように調理すると離乳食向けになります。

⑥ たらの野菜スープ混ぜ

たらの臭みが苦手な子でも食べやすい、万能スープアレンジ。

材料

• たらほぐし身 … 大さじ1

• 野菜スープ … 大さじ3

• やわらかく煮た野菜（にんじん・玉ねぎなど） … 適量

作り方

1. スープと野菜を鍋で温める

2. 火を止めてたらを加え混ぜる

3. 月齢に合わせてかたさを調整

ポイント

スープの旨味で“たらの食べにくさ”が激減。中期の食べムラ対策に。

⑦ たらの豆乳クリーム煮（中期後半）

ミルクを卒業しはじめた赤ちゃんにも人気の、まろやかで優しいクリーム煮。

材料

• たらほぐし身 … 大さじ1

• 豆乳（無調整） … 大さじ3

• じゃがいも（ゆで） … 大さじ1

• とろみづけ用の片栗粉 … 少量

作り方

1. 材料をすべて鍋に入れる

2. とろみが出るまで弱火で加熱

3. かたさを見て水やスープで調整

ポイント

豆乳のコクが加わり、たら特有のパサつきを感じにくい一品。中期後半におすすめ。

どのレシピも“水分多め”が中期のたら調理のコツ

中期では咀嚼がまだ未熟なため、たらは水分を含ませるのが鉄則。

• スープ

• だし

• 野菜の水分

• 豆腐の水分

• とろみづけ

これらをプラスすると、飲み込みやすく、むせを防ぐ安全な仕上がりになります。

よくある質問（Q&A）

たらは離乳食で使いやすい食材ですが、実際に調理してみると「これで合ってるの？」「もし間違えたら危険？」という不安を持つママ・パパも多くいます。

ここでは、検索されやすい疑問や、離乳食相談でも特に多い質問にわかりやすく答えていきます。

Q1：たらの骨を飲み込んでしまったかもしれない…どうすればいい？

A：落ち着いて様子を見つつ、体調に変化がある場合は受診が安心です。

たらには小骨が残ることがあり、離乳食での心配ポイントのひとつです。

もし赤ちゃんがたらを食べたあと、

• むせる

• ぐずる

• よだれが増える

• 首元を触る

などの様子がある場合は、骨がひっかかっている可能性があります。

まずやること：

1. 飲み物（湯冷まし・スープ）を少量あげる

2. むせが続く場合は無理に食べさせない

3. 目に見える骨があれば取り除く

症状が続く場合や、痛がる様子がある場合は、小児科または耳鼻科で相談するのが安心です。

Q2：たらはアレルギーがあるの？

A：魚の中ではアレルギーが少ない方ですが、ゼロではありません。

たら自体のアレルギーは稀ですが、赤ちゃんはまだ免疫が未熟なため、初めて食べるときは注意が必要です。

ポイント：

• 初回は午前中に

• 少量（小さじ1/2〜1）から

• 体調のよい日に

アレルギー症状は、

• 発疹

• 下痢

• 嘔吐

• 顔が赤くなる

• じんましん

などが挙げられます。

もし異変があれば、すぐに食べるのをやめて様子を見ましょう。

Q3：たらがパサパサして食べにくそう…どうしたらいい？

A：だしやスープを足して“とろみ＋水分”を意識すると食べやすくなります。

たらは水分が抜けやすいので、茹で時間が長いとパサつきが強くなりがちです。

中期の赤ちゃんがむせてしまう理由の多くが「パサつき」です。

対処法：

• だしを加えてしっとりさせる

• 野菜のペーストを混ぜる（にんじん・かぼちゃがおすすめ）

• 豆腐と混ぜる

• ミルク・豆乳で煮る

• 片栗粉でとろみをつける

とろみを少し足すだけで、口の中でまとまりやすくなり、飲み込みがスムーズになります。

Q4：冷凍すると臭いが気になる…原因と対策は？

A：鮮度の問題か、冷凍前の下処理不足が原因です。

たらは鮮度が落ちると臭みが出やすく、冷凍するとニオイが強く感じることがあります。

対策：

• 新鮮なたらを選ぶ（透明感のある白色）

• 下ゆでまたは湯通ししてから冷凍する

• だしと混ぜて冷凍すると風味が安定

• 密閉袋を二重にする

特に「湯通し→下ゆで」の工程が臭いを抑える最大のポイントです。

Q5：塩タラは離乳食で使ってもいい？

A：塩分が多いため、避けるのが安心です。

塩タラ（塩だら）は下処理で塩分を抜き切るのが難しく、赤ちゃんには不向きです。

離乳食では必ず 無塩の生たら を選びましょう。

Q6：レンジで火が通っているか不安。見分ける方法は？

A：中まで白くなっていればOK。透明感が残る部分は再加熱を。

たらの火の通り具合は見た目で判断できます。

チェックポイント：

• 身の中心まで白くなっている

• フォークで押すとほぐれる

• 液体が白濁していれば火が通っている合図

電子レンジは加熱ムラがあるので、様子を見ながら10秒ずつ追加するのが安全です。

Q7：冷凍したたらはどれくらい持つ？

A：1週間〜10日以内に使い切るのが理想です。

大人向けでは1ヶ月保存できる食材でも、離乳食では短めが基本です。

赤ちゃんは消化器官が未熟なため、作り置きを早めに使い切ることが大切です。

Q8：どの白身魚から始めたらいい？カレイやヒラメとの違いは？

A：たらは“ほぐれやすい・やわらかい・味が優しい”ため、中期に最適。

白身魚の中でも、たらは特にほぐれやすく、水分を含ませればふわふわの口当たりになります。

カレイやヒラメに比べても、中期の赤ちゃんには使いやすく、料理の幅も広いのが特徴です。

この章のまとめ：不安がなくなれば、たらは離乳食に大活躍の優秀食材

たらは下処理・加熱・冷凍のポイントを押さえておけば、離乳食中期でとても使いやすい食材です。

「パサパサする」「骨が心配」「臭いが気になる」などの不安は、正しい手順を知ればすべて解決できます。

この記事のまとめ

たらは、離乳食中期（生後7〜8ヶ月）にとても使いやすい白身魚です。

クセが少なく、ほぐれやすく、どんな食材にもなじみやすいので、初めて魚を取り入れるタイミングにもぴったり。

下処理や加熱のコツさえ知っておけば、赤ちゃんが安心して食べられる“ふわふわのたら料理”を毎日の食事に取り入れられます。

離乳食で大切なのは、月齢に合わせた 形状と固さの調整。

初期はなめらかなペースト、中期は細かいほぐし身、後期は粗みじん〜小さな角切りと、段階的にレベルアップすることで、赤ちゃんは無理なく咀嚼と飲み込みの練習ができます。

また、パサつきやすいたらは、だしやスープ・野菜の水分を利用することで、やわらかく食べやすい仕上がりに。

とろみを付ければ、むせやすい赤ちゃんも安心して食べられます。さらに、下処理してほぐしたたらを冷凍しておけば、おかゆやスープにサッと混ぜるだけで栄養バランスが整い、毎日の離乳食作りがぐっとラクになります。

電子レンジを活用した時短調理や、豆腐・じゃがいも・野菜との組み合わせなど、たらはアレンジの幅が広く、忙しいママ・パパの強い味方になる食材です。

初めてでも正しい手順を知っていれば、安心して「たらデビュー」できます。今日から簡単でやさしい“たらの離乳食”を取り入れて、赤ちゃんの食卓をもっと豊かにしていきましょう。

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