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赤ちゃんに絵本はいつから読み聞かせさせる?オススメの絵本は?

「まだ言葉もわからない赤ちゃんに絵本なんて早すぎる?」そんなふうに思ったことはありませんか?

赤ちゃんは、まだおしゃべりができなくても、耳で聞く音や目に映る色・かたちから、たくさんの刺激を受け取っています。

だからこそ、絵本の読み聞かせは思っているよりずっと早い時期から始められるもの。

読み聞かせの時間は、ママやパパの声を通じて、赤ちゃんと心を通わせる大切なスキンシップのひとつです。

この記事では、「絵本っていつから読み始めればいいの?」「どんな絵本が赤ちゃんにはぴったり?」という疑問に寄り添いながら、年齢別におすすめの絵本や選び方のコツをご紹介していきます。

はじめての絵本選びに迷っている方も、すでに読み聞かせを楽しんでいる方も、赤ちゃんとの時間をもっと豊かにするヒントを見つけてくださいね。

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目次

赤ちゃんに絵本を読み聞かせするのはいつから?

「まだ言葉もわからない赤ちゃんに絵本なんて意味あるの?」

そう思ったことがある方も少なくないかもしれません。

でも実は、絵本の読み聞かせは、生まれてすぐの赤ちゃんにとっても、心と体の発達にとても大切な役割を果たしてくれるのです。

赤ちゃんに絵本を読み始める時期に“正解”はありません。

けれど、多くの専門家は「生後0ヶ月から」を推奨しています。

驚かれるかもしれませんが、お腹の中にいるときから赤ちゃんはママやパパの声をしっかりと聞いていて、生まれてからもその声に安心感を覚えます。

だからこそ、内容を理解していなくても、読み聞かせの「声」そのものが、赤ちゃんにとって心地よい刺激になるのです。

実際に、生後1〜2ヶ月の頃から絵本の読み聞かせを始めたというママやパパも多くいます。

「泣いていたのに読み始めたら落ち着いた」「じーっと絵本を見つめてくれた」という声もあり、赤ちゃんがしっかりと反応を返してくれることに驚く親御さんも少なくありません。

また、絵本の読み聞かせは、赤ちゃんとママ・パパとの大切なコミュニケーションの時間

赤ちゃんに語りかけるように読み聞かせをすることで、親子の絆が深まり、安心感や信頼感を育てることができます。

読み聞かせのときにママやパパの膝に乗せてあげたり、目を見て語りかけたりすることで、赤ちゃんは「愛されている」と感じるのです。

とはいえ、読み聞かせを「がんばらなきゃ」と思う必要はありません。

1日1冊、1ページだけでも十分ですし、赤ちゃんが途中で飽きてしまったり、泣いてしまったらそこで終わってもOK。

大切なのは、絵本を通して赤ちゃんと向き合い、楽しむこと。

読む側も「読まなきゃ」ではなく、「ちょっと一息つこう」「一緒に遊ぼう」くらいの気持ちで、リラックスして絵本を手に取ってみてください。

また、成長するにつれて、赤ちゃんの反応も変わってきます。

生後3〜4ヶ月ごろになると、絵本の絵に興味を持って目で追うようになり、生後6ヶ月を過ぎると、色やかたちの違いに反応したり、ページをめくろうとしたりする様子も見られるようになります。

1歳近くになると、絵本の内容に対して笑ったり、声を出して喜んだりするようになり、読み聞かせの楽しさがますます広がります。

このように、絵本は月齢に応じていろいろな形で赤ちゃんに寄り添ってくれるものです。

「まだ早いかな?」と思わずに、今日からでも始めてみることが、赤ちゃんの世界を豊かに広げる第一歩になります。

まずは赤ちゃんと一緒に、好きな場所で、好きな時間に。絵本のページをめくるたびに広がる、ふたりだけの特別な時間を楽しんでくださいね。

買って良かったおすすめの絵本は?新生児〜0歳児

赤ちゃんのために絵本を買いたいけど、「どれを選んだらいいの?」「まだ内容もわからないし…」と迷ってしまうこと、ありますよね。

でも実際に読み聞かせを始めてみると、赤ちゃんが笑ってくれたり、じーっと見つめてくれたり、「これ買ってよかった!」と思える瞬間がたくさんあります。

ここでは、新生児から0歳の赤ちゃんにぴったりな、実際にママ・パパたちの間で人気の“買って良かった”絵本をご紹介します。

■ 1. 『しましまぐるぐる』(学研プラス)

新生児の赤ちゃんにも大人気のファーストブック。

赤ちゃんが認識しやすい「黒」「白」「赤」などのコントラストが強い色づかいで、まだ視力がはっきりしない時期でもじっと見つめてくれます。

ぐるぐる回る模様や、しましま模様などの繰り返しパターンが目に楽しく、「泣いていたのに絵本を見せたら泣き止んだ!」という声も。

こんな時におすすめ:生後0〜3ヶ月頃の読み聞かせに。視覚を刺激する絵本として最適です。

■ 2. 『じゃあじゃあびりびり』(まついのりこ/偕成社)

赤ちゃんが大好きな「音」に注目した絵本です。

水の音は「じゃあじゃあ」、紙の音は「びりびり」など、擬音語がたっぷりで、読むだけでリズムが生まれます。

声に出して読むと、赤ちゃんがニコニコしたり、耳を傾けたりと興味津々。布絵本のような厚手のページで、赤ちゃんがめくって遊ぶ練習にもぴったり。

こんな時におすすめ:生後2ヶ月〜6ヶ月頃。声のトーンを変えて読むと反応がぐっと変わります。

■ 3. 『いないいないばあ』(松谷みよ子/童心社)

世代を超えて愛されているロングセラー。

「いないいない…ばあっ!」という繰り返しに、赤ちゃんが思わず笑顔になります。

シンプルな構成ながら、ママやパパの声と表情が加わることで、赤ちゃんの心をぎゅっとつかむ魔法の一冊。

読めば読むほど、親子のコミュニケーションが深まるのも魅力です。

こんな時におすすめ:生後4ヶ月〜。赤ちゃんが「ばあっ」に反応し始める時期から楽しめます。

■ 4. 『あかあかくろくろ』(柏原晃夫/学研)

しましまぐるぐると同じく、赤ちゃんの“見る力”を育てるビジュアル絵本。

赤・黒・白のコントラストで、赤ちゃんの目を引きます。デザインが洗練されていて、大人も見て楽しい内容。

「色彩の絵本デビュー」にぴったりの1冊です。

こんな時におすすめ:新生児期から使えるので、出産祝いにもよく選ばれています。

■ 5. 『もこ もこもこ』(谷川俊太郎/文研出版)

意味のある言葉がないのに、なぜか引き込まれてしまう不思議な絵本。

「もこ」「にょき」「ぷうっ」など、リズムのある擬音語と、抽象的な絵が組み合わさっていて、感性が刺激されます。

最初は「これは何?」と思っても、何度も読むうちに赤ちゃんも夢中に。読み聞かせる大人も楽しくなる1冊です。

こんな時におすすめ:生後6ヶ月〜1歳前後。リズム遊びのように楽しめます。

■ 選ぶときのポイントは「内容よりも“反応”」

0歳の赤ちゃんには、まだストーリーや言葉の意味は理解できません。

だからこそ、内容よりも「赤ちゃんがどんな反応を示すか」「一緒に楽しめるか」が選ぶポイントになります。

色がはっきりしているか、音が楽しいか、触って遊べるか。

「この絵本、よく笑ってくれるな」「泣いてても静かになるな」――そんな反応があれば、それが“買って良かった”絵本なのです。

絵本は、赤ちゃんとの暮らしにそっと寄り添ってくれる存在。

寝る前の時間、遊びの合間、授乳後のひととき…どんな場面でも、絵本を開けばそこに“親子だけの世界”が広がります。

ぜひ、あなたの赤ちゃんにぴったりの一冊を見つけてくださいね。

生後2ヶ月の赤ちゃんに読む絵本のおすすめは?

生後2ヶ月といえば、まだ首もすわっておらず、1日の大半を寝て過ごしている時期。

「こんな時期に絵本って早すぎるかな…?」と思う方も多いかもしれません。

でも実はこの時期からこそ、絵本の読み聞かせが“心と脳の発達”にとても効果的なんです。

赤ちゃんの視力はまだ完全には発達していないものの、少しずつ輪郭や色を認識できるようになってくる頃です。

また、聴覚はすでにお腹の中にいるときから発達しており、ママやパパの声を聞き分けることができています。

そのため、視覚と聴覚にやさしく働きかける絵本は、生後2ヶ月の赤ちゃんにとってぴったりの刺激になります。

では、どんな絵本を選べばいいのでしょうか?

ここでは、「実際に読んでよかった!」「赤ちゃんが反応してくれた!」とママ・パパたちに人気のある、生後2ヶ月の赤ちゃんにおすすめの絵本をご紹介します。

■ 1. 『しましまぐるぐる』(学研プラス)

視力が未発達な時期に最適な、はっきりしたコントラストの絵本。

赤・白・黒の強い色彩が赤ちゃんの視覚にしっかり届き、自然と目を向けてくれます。模様もぐるぐる・しましまなど繰り返しのデザインで、視線がじっと絵本に吸い寄せられるよう。

読み聞かせを始めるなら、まずはこの一冊から、という定番です。

ポイント:読むというより“見せて楽しむ”感覚でOK!赤ちゃんの視線を追ってみてください。

■ 2. 『じゃあじゃあびりびり』(まついのりこ/偕成社)

赤ちゃんの「耳」を楽しませてくれる絵本です。

「じゃあじゃあ」「びりびり」「ぶーぶー」など、音の世界がいっぱいに詰まっています。

生後2ヶ月の赤ちゃんは、まだ言葉の意味はわかりませんが、音のリズムや高低に反応します。ママやパパが優しい声やちょっと高めのトーンで読んであげると、赤ちゃんが声の方向に顔を向けてくれることも。

ポイント:抑揚をつけて読んであげると、赤ちゃんの集中力がUP!

■ 3. 『あかあかくろくろ』(柏原晃夫/学研)

こちらも赤・黒・白の色使いで構成された、視覚的な刺激を重視した絵本です。

「〇」「△」「□」など、シンプルな図形がページごとに現れるので、赤ちゃんが“形”の違いにも少しずつ気づくようになります。

見せながら「これはまる〜」「これはさんかく〜」など、語りかけるように読むのもおすすめです。

ポイント:図形遊びのような感覚で、見る力を育てる第一歩に。

■ 4. 『くっついた』(三浦太郎/こぐま社)

少し先の月齢向けですが、2ヶ月の赤ちゃんでも**ママやパパの“声のトーン”と“間の取り方”**によって楽しめる絵本です。

「ぞうさんとぞうさんが、くっついた!」「ママとわたしが…くっついた!」と、親子のスキンシップを自然に誘ってくれます。

最後にママと赤ちゃんが“くっつく”場面で、ほっぺをくっつけたり、ぎゅっと抱きしめたりすると、赤ちゃんの心もとろけるような表情に

ポイント:絵本とスキンシップを組み合わせて、愛情たっぷりの時間に!

■ 絵本は「一方通行」ではなく、「ふれあいのきっかけ」に

生後2ヶ月の赤ちゃんにとって、絵本はまだ「お話を読む」ものというより、

  • 視線を引きつける
  • 音や声に耳を傾ける
  • ママやパパとの時間を楽しむ

ための“ふれあいアイテム”です。

絵本を読んであげる時間は、赤ちゃんにとって安心と喜びのひととき。

ママやパパの声を通して、「あたたかい」「やさしい」「たのしい」といった感情が、赤ちゃんの心にしっかり届いています。

「毎日読まなきゃ」「反応がないとダメ」というプレッシャーは全く不要。

赤ちゃんの気分や生活リズムに合わせて、無理なく楽しめる範囲で取り入れていきましょう。

大切なのは“読むこと”よりも、“一緒に過ごす時間そのもの”です。

生後3ヶ月の赤ちゃんに読む絵本のおすすめは?

生後3ヶ月といえば、赤ちゃんが少しずつ表情を豊かにし、あやすとニコッと笑ってくれるようになる時期です。

この時期は視力や聴覚も発達してきており、色の違いや音、声のトーンなどに反応を見せてくれるようになります。

「絵本なんてまだ早いのでは…?」と思っていた方も、赤ちゃんの笑顔や声の反応に、「読んでよかった!」と実感する瞬間がきっとあるはず。

ここでは、実際にママ・パパたちが「読んで反応が良かった」と感じた、生後3ヶ月の赤ちゃんにぴったりの絵本をご紹介します。

■ 1. 『くっついた』(三浦太郎/こぐま社)

赤ちゃんとのスキンシップにぴったりな1冊。

「さるさんと さるさんが、くっついた!」「おかあさんとわたしが、くっついた!」というやさしいリズムで進み、最後にはママやパパと赤ちゃんが“くっつく”場面も。

絵本を読みながら、ほっぺをくっつけたり、ぎゅっと抱きしめたりすることで、赤ちゃんは大喜び。

絵本が親子のふれあいを深めてくれる、まさに“はじめての絵本”として大人気の作品です。

ポイント:スキンシップが大好きな赤ちゃんに。読み聞かせとスキンシップのW効果で絆が深まります。

■ 2. 『じゃあじゃあびりびり』(まついのりこ/偕成社)

「じゃあじゃあ」「びりびり」「わんわん」など、音のリズムが楽しい絵本。

3ヶ月の赤ちゃんは、意味のある言葉がまだ理解できませんが、音の強弱やテンポには敏感に反応します。

この絵本では、日常の音が擬音語で表現されているので、読むたびに赤ちゃんが耳を傾けてくれるはず。

声のトーンを変えたり、大げさに読んでみたりすると、より楽しめます。

ポイント:聴覚刺激にぴったり。お出かけ用のミニサイズもあり、持ち運びにも便利!

■ 3. 『もいもい』(市原淳/ディスカヴァー)

東京大学赤ちゃんラボ発!

赤ちゃんの“注視”を科学的に研究して生まれた絵本です。

色づかいや形、動きのあるイラストは、赤ちゃんの“見る力”を引き出してくれます。

言葉はあまりなく、「もいもい」「うーたん」といった不思議な響きの音だけで構成されているので、赤ちゃんにとって心地よい“音と色の世界”に引き込まれること間違いなし。

ポイント:実験で証明された“赤ちゃんが好きな絵本”。はじめて見る世界にワクワク!

■ 4. 『ごぶごぶ ごぼごぼ』(駒形克己/福音館書店)

意味を持たないリズミカルな言葉と、色とりどりの抽象的なイラストで構成された、不思議な魅力のある絵本。

「ごぶごぶ」「ぷつぷつ」「どどどど…」という音が、まるでお風呂の泡の音や水の流れのように、赤ちゃんの感性をくすぐります。

視覚と聴覚にアプローチする内容なので、3ヶ月の赤ちゃんの発達段階にもぴったり。

ポイント:内容を理解するより、“感じて楽しむ”絵本。五感を刺激する芸術的な一冊。

■ 5. 『あかあかくろくろ』(柏原晃夫/学研)

赤・黒・白の高コントラストで、視覚発達を促すファーストブック。

3ヶ月ごろの赤ちゃんは、少しずつ色の違いや形を認識し始めているので、こうした視覚に訴える絵本がぴったり。

ページをじーっと見つめたり、ママやパパの指を追ったりする様子が見られると、「成長してるんだな」と感じられる嬉しい瞬間に出会えます。

ポイント:寝かせた状態で見せるだけでもOK!目で追う力を育ててくれます。

■ 絵本は「読む」よりも「感じ合う」

この時期の赤ちゃんにとって、絵本は「ストーリーを理解するもの」ではなく、「ママやパパの声を聞く」「カラフルな絵を見て楽しむ」「ふれあいを感じる」もの。

読む時間は1日1回でも、たった数分でもOK。

大切なのは、赤ちゃんと向き合うその“ひととき”を、楽しく心地よいものにすることです。

泣いていた赤ちゃんが絵本で落ち着いたり、声に反応して笑顔を見せたり。

そんな小さな反応一つひとつが、読み聞かせの楽しさを教えてくれます。

3ヶ月は絵本デビューにぴったりな時期。

ぜひ、赤ちゃんの「好き」を見つける第一歩として、絵本との生活を楽しんでくださいね。

赤ちゃんが絵本に興味ないときはどうする?読み聞かせの効果は?

「せっかく赤ちゃんのために絵本を買ったのに、まったく反応がない…」

「読んでもすぐそっぽを向いてしまうし、興味がなさそう」

そんなふうに感じたことはありませんか?

絵本の読み聞かせを始めたばかりの頃、赤ちゃんがまるで興味を示してくれないと、少しがっかりした気持ちになりますよね。

けれど、それはごく自然なこと。赤ちゃんによって反応の出方はさまざまですし、絵本の楽しさを感じるまでに時間がかかる子もいます。

まず知っておいてほしいのは、「興味がないように見える=効果がない」というわけではないということ。

赤ちゃんは絵本を通して、耳からママやパパの声を聞いたり、目に入る色や形の情報を感じ取ったりしています。

たとえじっと聞いていないように見えても、心と体はしっかり反応しているのです。

■ 赤ちゃんが絵本に興味を示さないときの対処法

1. 読むタイミングを見直してみよう

赤ちゃんが眠たいとき、空腹のとき、機嫌が悪いときに絵本を読もうとしても、集中できないのは当然です。

ご機嫌な時間帯、授乳やお昼寝の後など、リラックスしたタイミングで読み聞かせると、反応が変わることがあります。

2. 絵本の選び方を変えてみる

赤ちゃんによって好みは千差万別。

色がはっきりした絵本に反応する子もいれば、音が楽しい絵本が好きな子、動物の絵を見て笑う子もいます。

「この子は音に反応しやすいな」「カラフルなページになると目で追っているかも」など、赤ちゃんのちょっとした反応から“好き”のヒントを探してみましょう。

3. 声のトーンや表情を工夫してみる

ママやパパの声や表情は、赤ちゃんにとって最高のエンタメ。

抑揚をつけて読んだり、「いないいない…ばあっ!」と少し大げさにしてみたりすると、反応が変わることも。

絵本は“読み聞かせ”ではなく、“対話のひととき”と考えて、楽しく語りかけるようにしてみましょう。

4. 無理せず、短くてもOK!

すべてを読み切らなくて大丈夫。赤ちゃんがページをめくりたそうにしていたらそれに任せたり、途中で飽きたらやめたりしてもまったく問題ありません。

絵本の読み聞かせは、義務ではなく「一緒に楽しむ時間」です。

■ 絵本の読み聞かせが赤ちゃんにもたらす効果

赤ちゃんが絵本に興味を持つ・持たないに関わらず、読み聞かせにはさまざまな効果があります。

1. 親子の愛着形成

読み聞かせは、赤ちゃんにとってママやパパの声をじっくり聞ける時間。

それだけで安心感や信頼感が育まれ、親子の絆を深める大切な時間になります。

2. 言葉の発達を促す

意味がわからなくても、日々の読み聞かせでたくさんの音や言葉に触れることが、後の言語発達につながります。

やがて自分でも言葉を発するようになったとき、「あ、この絵本に出てきた言葉だ!」と気づくことも。

3. 五感の刺激になる

視覚、聴覚、触覚など、絵本には赤ちゃんの五感を刺激する要素がたっぷり。

見る・聞く・触れるといった経験が、脳の発達にも良い影響を与えます。

4. 集中力や感情の土台を育てる

絵本の世界に触れることで、徐々に「じっと見る」「ページをめくる」「絵を見て笑う」といった反応が生まれ、集中力や表現力の土台づくりにもつながります。

■ 興味がない時期も、絵本との“出会い”の一部

赤ちゃんがすぐに絵本に夢中になるとは限りません。

けれど、ママやパパと一緒に絵本を読む時間が、ゆっくりと心に積み重なっていき、やがて「絵本が大好き!」になる子に育っていくことも多いのです。

無理に読ませようとせず、気が向いたときに1ページでもいい。

読み聞かせの時間は、親子の心がふっと近づく、そんなかけがえのないひとときです。

「興味がなさそうでも、読んであげてよかった」

そんな日が、きっとやってきます。焦らず、赤ちゃんのペースで、絵本との時間を楽しんでくださいね。

赤ちゃんに絵本を読んだときの月齢別の反応のまとめ

【新生児(0ヶ月〜1ヶ月)】

■ 絵本への反応の特徴:

  • 視力はぼんやりしていて、まだ絵を認識できない
  • ママやパパの声に安心する
  • 赤・白・黒などのコントラストが強い色に反応することも

■ 読み聞かせのポイント:

  • 内容を理解するというより、“声を聞かせる”ことが目的
  • お腹の中で聞いていた声に似た、やさしいトーンで読んであげる
  • 目を見つめながら、スキンシップとセットで絵本を読もう

【生後2〜3ヶ月】

■ 絵本への反応の特徴:

  • 視線が合いやすくなり、絵本をじーっと見つめることも
  • 音やリズム、抑揚のある声に反応しやすい
  • 機嫌が良いときに笑顔を見せてくれることもある

■ 読み聞かせのポイント:

  • 絵本をゆっくりめくりながら、リズムよく読んであげる
  • 赤ちゃんの目の前で絵本を開き、見る力を育てよう
  • 「くっついた」や「じゃあじゃあびりびり」など音が楽しい絵本がおすすめ

【生後4〜6ヶ月】

■ 絵本への反応の特徴:

  • 色や形の違いがより分かるようになる
  • 手を伸ばしてページを触ろうとする
  • お気に入りの絵本に声を出して笑うことも

■ 読み聞かせのポイント:

  • 赤ちゃんがページに触れたがったら自由にさせてOK
  • 読み聞かせ+触覚の体験も楽しもう(布絵本なども◎)
  • 繰り返しのあるフレーズや擬音が入った絵本が効果的

【生後7〜9ヶ月】

■ 絵本への反応の特徴:

  • 好きなページで笑ったり、声を出して反応
  • ページを自分でめくろうとする
  • 人や動物の顔に強く反応するように

■ 読み聞かせのポイント:

  • 絵本を読むときは、表情豊かにオーバーリアクション気味に
  • 「いないいないばあ」など、定番の遊び要素がある絵本で親子のやりとりを楽しもう
  • 同じ絵本を何度も読んであげると“記憶”が積み重なる

【生後10〜12ヶ月(1歳前後)】

■ 絵本への反応の特徴:

  • ページを自分でめくることができる
  • 絵を指差したり、声を出したりして「自分から関わろうとする」姿が見られる
  • 好きな絵本を何度も読んで欲しがる

■ 読み聞かせのポイント:

  • 絵本を通じて「言葉の意味」を少しずつ理解する時期
  • 「これはなあに?」と声をかけたり、動物の鳴きまねをしたりして双方向のやりとりを楽しもう
  • 生活習慣や感情に関する絵本(ごはん、トイレ、ねんねなど)も喜ばれるように

■まとめ:赤ちゃんの反応は“育っている証拠”

どの月齢でも、赤ちゃんの反応には個人差があります。

  • 笑う子
  • じっと見つめる子
  • そっぽを向くけど、耳は傾けている子

みんな、それぞれのペースで“感じている”ということを忘れずに。

たとえ「興味がなさそう」に見えても、絵本を読む時間そのものが、心の栄養になっています。

焦らず、親子で一緒に成長の瞬間を楽しんでくださいね。

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