鬼のお面をかわいい顔で手作りするには？

節分といえば「鬼のお面」。でも、いざ子どもと一緒に作ろうとすると、「怖い顔はイヤ！」なんて言われた経験、ありませんか？

実は、ちょっとした工夫で“怖い鬼”が“かわいい鬼”に早変わり。

おうちにある材料でも、簡単に楽しく作れちゃうんです。

今回は、小さな子どもも喜ぶ「かわいい鬼のお面」の手作りアイデアをご紹介します。

鬼のお面をかわいく手作りするにはどうすればいい？

鬼といえばちょっぴり怖いイメージ。でも、小さな子どもたちにとっては、怖すぎるお面はトラウマになってしまうことも…。

そこでおすすめなのが、表情をやわらかくした「かわいい鬼のお面」づくりです。

色使いを明るくしたり、目や口をにっこり笑顔にしたりするだけで、子どもたちが安心して楽しめるお面に早変わり。折り紙や紙皿、フェルトなど、おうちや園にある材料で手軽に作れるのもうれしいポイントです。

一緒に作ることで節分の意味も伝えられますし、手作りならではの温かみも感じられますよ。

子どもたちと笑顔で楽しめる「やさしい鬼さん」、ぜひ作ってみてくださいね。

作り方のステップ

【材料】（100均でもそろいます）

• 紙皿（顔のベース）
• 色画用紙や折り紙（髪・ツノ・ほっぺなど）
• クレヨン・色鉛筆・マーカー
• のり or 両面テープ
• ハサミ
• ゴムひも（お面をつける用）

【作り方ステップ】

STEP 1：紙皿に穴を開ける

お面として使えるように、紙皿の両端に小さな穴を開けておきます（ゴムひもを通すため）。この作業は大人が担当してくださいね。

STEP 2：かわいい顔を描く

紙皿に、クレヨンやマーカーでやさしい表情を描きます。ニコッと笑った目や口にすると、子どもたちも安心。まつげやピンクのほっぺを足してもかわいくなります。

STEP 3：髪の毛やツノを作る

色画用紙をくるくる巻いたり、ギザギザに切ったりして、個性的な髪型を作ります。ツノはハート型や星型にしてもOK。のりや両面テープで貼りつけます。

STEP 4：飾りつけをする

リボンやシール、キラキラ折り紙などを使って自由にデコレーション。子どものアイデアを活かしてオリジナリティを出しましょう。

STEP 5：ゴムひもをつける

両端の穴にゴムひもを通して、結びます。頭にフィットする長さに調整すれば完成！

大人向け・本格かわいい鬼のお面の作り方

おしゃれでユニーク、かつちょっぴり個性が光る“かわいい鬼”のお面は、節分イベントや写真撮影にもぴったり。

紙や布、クラフト素材を使えば、大人でもしっかり楽しめる作品になります。

【材料例】

• 厚紙 or クラフトボード（お面のベース）
• アクリル絵の具 or ポスターカラー
• フェルトや布素材（髪や装飾）
• デコパーツ（ビーズ、造花、ラメ、など）
• ハサミ・カッター・接着剤
• 穴あけパンチ＆ゴムひも or リボン

【作り方ステップ】

STEP 1：ベースの形を作る

厚紙を使って、お面の形を切り出します。顔全体を覆うマスク型や、目のまわりだけの仮面スタイルでもOK。目の部分に穴をあけておきましょう。

STEP 2：下地の色を塗る

アクリル絵の具で、肌色や赤・青など鬼の基本カラーを塗ります。乾いたら、軽く影や頬のグラデーションを入れると立体感が出ます。

STEP 3：パーツを作る

ツノや髪はフェルトや色紙で個性的にアレンジ。ゆるいカーブのツノや、お花のような髪飾りをつけると可愛さアップ。フェルトでまゆ毛やほっぺを作るのもおすすめです。

STEP 4：デコレーション

ビーズやラメ、リボン、和柄の折り紙などでデコレーション。鬼だけど“かわいくておしゃれ”がテーマなので、バランスを見ながら自由に飾りましょう。

STEP 5：ひもをつけて完成

両サイドに穴を開け、リボンやゴムひもを通して結びます。仮面舞踏会風に棒をつけるスタイルにしても◎。

【アレンジアイデア】

• 和風アレンジ： 和柄の布を貼って、艶やかな和鬼に。
• 洋風ファンタジー鬼： ユニコーンカラーやメルヘン風で、まるで妖精のような鬼に変身。
• インテリア用： 壁掛け用に裏にフックをつければ、おしゃれな節分飾りにも！

鬼のお面を手作りで簡単に作る方法！

節分の準備、できればラクに済ませたい！

そんなときは、おうちにあるものでパパッと作れる「かんたん鬼のお面」がおすすめです。

特別な材料や道具がなくても、10〜15分ほどでかわいいお面が完成しますよ。

【材料】（全部100均でそろう or 家にあるもの）

• 紙皿（顔のベース）または画用紙
• 色紙（ツノ・髪・飾り用）
• クレヨンやマジック
• ハサミ
• のり or セロハンテープ
• ゴムひも（なければ輪ゴムでも代用可）

【作り方ステップ】

STEP 1：顔のベースを作る

紙皿に顔の輪郭を描くか、画用紙で顔の形を切り取ります。目をくり抜いてもOKですが、貼り絵にするだけでも◎。

STEP 2：顔を描く

クレヨンやマジックで、目・口・鼻を描きます。怒った顔よりも、にっこり顔の“かわいい鬼”にすると子どもも安心。

STEP 3：ツノと髪を貼る

色紙を三角に切ってツノに、くるくる丸めて髪に。自由な形でOK！貼るだけで一気に鬼っぽくなります。

STEP 4：ひもをつけて完成！

紙皿の両側に穴をあけ、ゴムひもや輪ゴムを通して、頭にかけられるようにしたら完成！

【さらにラクしたい人に！】

• 顔のパーツをすべて「シール」で用意して貼るだけ！
• ノの代わりに「ストロー」や「ペットボトルキャップ」を使って立体感を出すと楽しい！
• お面じゃなく「カチューシャ風」に紙を貼って頭に巻くだけのタイプも◎

鬼のお面を手作り！保育園で教えるには？

【保育園での鬼のお面づくりの教え方】

1. まずは「鬼ってどんな存在？」をお話し

活動の導入として、節分の由来や「鬼は悪いことを持ってくる存在」「豆で追い払って福を呼ぶ」など、優しくお話してあげましょう。
怖がらないように「いたずら好きな鬼さん」など、ユーモアを交えて話すとスムーズです。

2. 材料はできるだけシンプル＆安全に

年齢に応じて素材を調整しましょう。

おすすめ材料（例）
• 紙皿や画用紙（顔のベース）
• 折り紙、色画用紙（髪やツノ）
• クレヨンやシール（顔のパーツ）
• 両面テープやのり（ハサミが苦手な子向け）
• 子ども用ハサミ（年中～年長さん）

3. 作り方の流れをわかりやすく伝える

簡単な4ステップで教えると、子どもも覚えやすくなります。
1. 顔のベースを選ぶ（紙皿や丸く切った画用紙）
2. 顔を描く or 貼る（目・鼻・口を描いたり貼ったり）
3. ツノと髪を貼る（色紙で自由にアレンジ）
4. ゴム or リボンをつける（先生が仕上げてもOK）

※進行しながら「○○くんの鬼さんはおこりんぼう？やさしいお顔？」など声かけすると、創造力が広がります。

4. 完成したらみんなで見せ合いっこ！

できあがったら、みんなでお面をつけてミニ豆まきごっこをしてみましょう。達成感や行事の楽しさが深まります。

5. ポイント：年齢ごとの工夫
• 年少さん： 顔のパーツをあらかじめ用意して“貼るだけ”にする
• 年中～年長さん： ハサミやクレヨンを使って、自由にデザインしてもらう
• 発展的に： 立体お面や帽子タイプにする、鬼の名前をつけてもらう なども楽しい！

鬼のお面を手作りで怖い表情の作り方！

【怖い鬼のお面の作り方・表情編】

1. 眉を“つり上げる”

太めの眉をキリッと斜め上に向けて描きましょう。内側に向かって傾けることで、怒っている表情に。

→ 例：八の字眉ではなく「への字の逆」になるように！

2. 目を“細くする” or “大きくギョロ目に”

• 怖さを出すには、目を鋭く細めにすると「にらみつけてる」感じに。
• 反対に、白目部分を多めにした「ギョロ目」にするのも不気味さUP！

3. 口は“への字”または“ギザギザの歯”を強調

• 口角を下げて「ムスッ」とした形にすると怒った印象に。
• 大きく開けた口にギザギザの歯を描けば、ちょっと怖い怪獣風にも！

4. 色づかいも工夫

• 赤鬼：強さや怒りをイメージさせる王道カラー
• 青鬼：冷静だけど怖い印象に
• 黒鬼：重厚感があってちょっと本格的！

目の周りや口のあたりに「黒」や「影色（グレー、濃い青）」を加えると、さらに立体感＆怖さが出ます。

【プチアレンジでさらに迫力アップ！】

• 紙を立体的に折って“飛び出すツノ”にする
• 眉やまつ毛、牙を厚紙で作って貼り付ける
• 髪の毛をモジャモジャにしたり、ツノを曲げたりすると個性が出ます！

【豆まきイベント用に使うときは…】

小さい子が本気で怖がってしまうこともあるので、終わった後は「中に先生が入ってたんだよ〜」とネタばらしをして安心させてあげてくださいね！

鬼のお面を手作りするときに最適な画用紙は？

鬼のお面を手作りする際に使う画用紙は、強度・発色・扱いやすさのバランスが重要です。

以下に、目的や年齢に応じた最適な画用紙の種類と選び方をご紹介します！

【おすすめの画用紙タイプ】

1. 八つ切り画用紙（270mm × 380mm）

• 【おすすめ用途】：顔のベースにちょうどよい大きさ
• 【特徴】：保育園や学校でもよく使われる標準サイズ。手に取りやすく、子どもでも扱いやすい。

2. 厚口 or 中厚口画用紙（約180〜200kg程度）

• 【おすすめ用途】：ツノ・髪など貼り付けるパーツ
• 【特徴】：しっかりしていて、貼り付けてもヘタらない。マーカーやのりのノリも良い。

3. カラー画用紙（赤・青・黄・黒など）

• 【おすすめ用途】：顔の色（赤鬼・青鬼）、髪や飾り
• 【特徴】：発色が良く、切って貼るだけで映える。多色パックがあると便利！

【子どもと使うときのポイント】

• 年少〜年中さん： 柔らかめの画用紙（薄手）で切りやすいものが◎
• 年長さん〜大人： 厚めの画用紙で丈夫に、飾りも工夫しやすい

【代用品でもOK】

• 牛乳パックを開いて使えば超丈夫なお面に！
• 段ボールは耐久性バツグン（ただし切るのは大人向け）
• 紙皿も顔の形に最適。下地に画用紙を貼ってアレンジも可！

おすすめ商品名を教えて

鬼のお面を手作りする際におすすめの画用紙商品をご紹介します。以下の製品は、発色が良く、適度な厚みがあり、お面作りに最適です。

ニューカラーR 色画用紙

豊富なカラーバリエーションが特徴で、鬼の顔や角、髪の毛など、さまざまなパーツに適した色を選べます。適度な厚みがあり、折り曲げやすく、加工しやすい画用紙です。 サクラクレパス 画用紙

子ども向けの製作活動に適した画用紙で、発色が良く、切り貼りしやすいのが特徴です。鬼のお面作りにも適しています。

マルアイ 色画用紙

鮮やかな色合いと適度な厚みが特徴で、工作やお面作りに適しています。カットや折り曲げも容易で、扱いやすい製品です。

リュウグウ 色画用紙

発色が美しく、耐久性もあるため、お面作りなどの工作に適しています。多彩な色が揃っており、表現の幅が広がります。

100円ショップの色画用紙

手軽に入手できる色画用紙も、お面作りに活用できます。品質や厚みは商品によって異なるため、用途に合わせて選ぶと良いでしょう。これらの画用紙を活用して、オリジナルの鬼のお面作りを楽しんでください。